システム刷新は慎重に
江崎グリコが4月5日に一部の自社製品の出荷を停止してから2カ月半が経過し、ようやく6月25日から順次再開すると発表した。出荷を停止した商品の中には主力の飲料や乳製品も含まれており、損害は甚大だろう。出荷停止の原因は4月3日に切り替えた新たな基幹システムの障害だ。
特にデータ利活用の観点からも基幹システムの刷新は必須と言える。とは言え、複雑でまた複数のベンダーが絡む場合は特に不具合を生じやすい。通販事業者でもシステム切り替えの際の障害で長期間、通販サイトが停止したケースも少なくない。事に当たっては慎重の上にも慎重を期したい。
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