記者の目 ARTICLE
522件の記事があります。
2019年07月04日 10:21
イベントの行列
消費者を対象にした健康・美容関連のある展示会。通販企業もブースを出展し、来場者の関心に応えるさまざまな催しが行われた。ある企業のブースは、サービスを待つ長蛇の列もでき、企画した企業側としては大成功と言える。ただ、行列に並ぶ消費者からすればどうか。 サービスを受けるまでの待ち時間を15分とす
2019年06月13日 09:51
ルール内で工夫を
6月1日にふるさと納税の制度が変更された。返礼品は地場産品に限定され、さらに寄付額の3割以下にする必要がある。改正前に過度な返礼品を提供したとして、大阪府泉佐野市など4市町が制度から除外されている。 泉佐野市の前に日本で一番寄付金を集めていた宮崎県都城市の池田宜永市長は「制度変更自体は良い
2019年06月06日 09:57
セルフ店の増設を
ヤマト運輸が都内でセルフ型店舗の運営を開始した。居住者が多い団地の一角に設けたもので、宅急便を受け取ったり、発送したりできる157室のロッカーを備えている。 街中の宅配便ロッカーとの違いは、スーツケースなど大型荷物も収まるロッカーを備えていることがひとつ。また、宅配便ロッカーは駅や駅周辺、
2019年05月23日 10:32
余剰在庫ECに注目
アパレルメーカーの余剰在庫を仕入れて販売を行うECサービスが増えてきている。セール価格では販売しにくいというブランドに代わって、廃棄予定となった在庫をタグなどを外して提供するというものだ。 アパレルの廃棄に関しては以前から海外でも社会問題となっており、かつては高級ブランド「バーバリー」が売
2019年05月16日 09:51
買取価格に納得?
ブランド中古品をネットチャネルで販売するあるEC事業者によると、中古品こそ海外販路の充実が大事だという。 例えば、日本では派手過ぎて人気のない商品が中国ではニーズが高いなど、国や地域によって相場は異なる。高級ブランドのダウンなども夏に売ろうとすると安く買い叩かれることがあるが、季節が真逆の
2019年04月25日 10:14
予想難しい連休期間
4月27日から10日間という大型連休が始まる。その期間中、気になるのが宅配便。宅配便大手3社は通常通りに集荷や配達の業務を行うとしているが、各社とも交通渋滞の発生などで遅配する可能性があると注意を促している。 旅行や行楽に出かけるという人が多いだろうが、一方で家にこもりネットショッピングを
2019年04月11日 10:06
まずは“断捨離”から
「私はCCO」とは19歳で起業し、数年で世界6位のホテルチェーンとなったOYOの創業者、リテシュ・アガルワルCEO。CCOとは「チーフ・クラリティ・オフィサー」の略で、すべきことを”明確”にする役割という。同氏が「これをやる」と決めることで社員は迅速に動くことができるという
2019年04月11日 10:06
まずは“断捨離”から
「私はCCO」とは19歳で起業し、数年で世界6位のホテルチェーンとなったOYOの創業者、リテシュ・アガルワルCEO。CCOとは「チーフ・クラリティ・オフィサー」の略で、すべきことを”明確”にする役割という。同氏が「これをやる」と決めることで社員は迅速に動くことができるという
2019年03月25日 10:17
目立つ不適切動画
米マクドナルドやネスレなどが、動画サイト「ユーチューブ」への出稿を停止したというニュースがあった。未成年者が映った動画が、小児性愛者に利用されているという指摘を受けたものという。 グーグルも対応はしているのだろうが、不適切な動画はまだまだ多い。例えばグーグル検索をすると1ページ目にユーチュ
2019年03月14日 09:46
当たり前のサービス
コンビニエンスストアの24時間営業取り止めが話題となっている。人手不足で深夜営業を続けることが難しいというフランチャイジーの厳しい状況が窺われる一方、深夜営業しないコンビニの存在意義が問われるような議論がされている。 コンビニはいつでも営業して当たり前のものと捉えられ、急に必要になったもの
2019年03月07日 09:43
世代間のギャップ
今、中学生や高校生など10代に人気があるのが「TikTok(ティックトック)」という動画共有アプリ。短い動画を撮影して投稿するというもの。 アラフォーの私も勉強がてらインストールしてみた。投稿を見ると音楽に合わせてダンスが繰り広げられている。それを見て途方にくれてしまう。何が面白いのか分か
2019年02月21日 10:21
教育で炎上回避
飲食店などでの不適切なSNS動画が連日報道されている。過去の投稿も注目され、騒動は拡大。企業は投稿した従業員を解雇し法的措置も検討し、今後、従業員教育に注力するとしている。 炎上リスクは、通販企業も再認識する必要がある。過去に健食広告で「こっそり飲ませる」との表現が犯罪を連想させるとして炎
2019年02月14日 09:47
命に関わる重さ
妊活サプリの市場が活況だ。国が葉酸等の摂取を推奨することから打ち出しやすい背景もある。だが、ある通販会社は「人の命に関わる可能性があるのでやらない」と話す。 顧客と大きな喜びを共有できることにはやりがいもある。ただ、光が強ければ影もまた濃い。何か不幸が起きてしまった時、行き場のない悲しみや
2019年02月07日 10:37
越境ECに変化
先日あったセミナーで越境ECの活用方法の話があった。欧米や豪州向けを取り上げたもので、特に日本とは気候が正反対の南半球向けに国内で売れ残った冬物商品を現地の冬時期に売るという提案が印象的だった。 今年の日本は暖冬となり、重衣料の在庫がだぶついている企業も多い。豪州のように一次産業がメインの
2019年01月31日 09:45
古き良きデザイン
「メルカリ」などフリマアプリの浸透で”お古”を着ることに抵抗のない層が増えていることもあって、リユースファッション市場が拡大している。 最近では、高級ブランドのリユース品や古着などを扱う通販サイトの新設も目立っているが、その際にキーワードとなるのが「アーカイブ」だ。
2019年01月24日 09:41
後付けのルール
昨年末、ふるさと納税の返礼品として「アマゾンギフト券」を提供した静岡県小山町に対し「良識がない」と総務相が批判したニュースが話題となった。 総務省では基準違反の返礼品を提供する自治体を公表している。しかし、これは「消費者にとってお得な自治体」を周知しているように思える。 総務省では
2019年01月17日 09:43
次世代輸送の期待と不安
”トラックの隊列走行”や”空飛ぶクルマ”などの実験が今年に行われる。ドライバー不足が深刻化していく中で、これら新たな技術を活用した輸送・配達に期待したい。 トラックの隊列走行は1台目だけにドライバーが搭乗し2台目、3台目が自動で追随。宅配便の
2019年01月17日 09:43
次世代輸送の期待と不安
”トラックの隊列走行”や”空飛ぶクルマ”などの実験が今年に行われる。ドライバー不足が深刻化していく中で、これら新たな技術を活用した輸送・配達に期待したい。 トラックの隊列走行は1台目だけにドライバーが搭乗し2台目、3台目が自動で追随。宅配便の
2019年01月10日 09:43
コード決済の普及
現金ではなくクレジットカードや電子マネーなどキャッシュレス決済の利用が増えている。中でも最近目立つのがQRコード決済の普及だ。 1月7日にICT総研が発表したモバイルキャッシュレス決済の市場調査によると、スマホのQRコード決済サービス利用者は2017年度(17年4月~18年3月)に187万
2018年12月25日 11:34
立入検査の行方
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が12月30日に発効される。独占禁止法には、事業者と行政が協同で競争上の問題の早期解決を図る「確約手続き」が導入される。 公取委は今年3月、アマゾンジャパンに独禁法違反の疑いで立ち入り検査した。今も審査は継続中。ただ、問題の優越的地位の濫用は「確約手続
2018年12月13日 09:44
気になる戦いの行方
大混雑の家電量販店の店内に時折響く歓喜の声。店舗向けのスマホ決済サービス「PayPay」が始めた決済毎に2割、さらに一定確率で全額分を還元する試みによるものだ。事実上、2割引で運が良ければタダで商品が買えることから同決済を導入した家電量販店は連日、大混雑だ。 国を挙げたキャッシュレス化の波
2018年12月06日 09:48
ショールーム店の行方
11月30日、都内に開設されたジーユーの”ショールーミング型店舗”。店内はサンプル品のみの展示で在庫は一切なく、購入はすべてECで行う仕組み。文字通り商品を「見るだけ」「試着するだけ」の店舗となっている。 米国では以前から見られた店舗形態だが、ここにきて日本でもいく
2018年12月06日 09:48
ショールーム店の行方
11月30日、都内に開設されたジーユーの”ショールーミング型店舗”。店内はサンプル品のみの展示で在庫は一切なく、購入はすべてECで行う仕組み。文字通り商品を「見るだけ」「試着するだけ」の店舗となっている。 米国では以前から見られた店舗形態だが、ここにきて日本でもいく