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スタートトゥデイ  カタログを街頭で配布、オフラインで新客獲得へ

2012年 7月12日 13:43

 
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 スタートトゥデイは7月7~8日の2日間、予約商品専用のカタログ「ゾゾカタログ」を首都圏の7カ所で配布した。従来、同カタログは通販サイト「ゾゾタウン」で商品を購入した顧客に同梱していたが、街頭で手渡しすることで新規顧客の獲得につなげる。



 同社が街頭で配布したのは「ゾゾカタログ」の7月号(画像)。同媒体は、定価商品の販売比率改善を目的に、今年5月に創刊した予約商品専用の月刊カタログで、発行部数は各号50万部。

  「ゾゾカタログ」については、カスタマーセンターに「なぜ購入者にだけ配布するのか」などの意見が寄せられたこともあって、同社では新宿や銀座といった ファッションビルなどが立ち並ぶエリアを中心にカタログを配ることで、ファッションに興味があり、確度の高い消費者に直接、リーチできると判断した。

 昨年5月に全国の主要都市で実施した「お買い物券配布キャンペーン」の時と同様に、今回も「ゾゾタウン」のロゴが入ったTシャツを着用したスタッフが対応。エリアによっては天気が悪かったため、カタログをビニールに包んで配布したようだ。

 2日間の配布部数は明らかにしていないが、今回のリアル販促は従来の発行部数内で対応したという。今後も同様の取り組みを検討しており、カタログ掲載商品への反応などを見極めた上で決める。

 なお、今年5月以降、スタートトゥデイは「ゾゾカタログ」を発行して最新アイテムを訴求していることもあり、予約商品の販売比率は向上しているようだ。



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