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ディノス・セシール チャリティビアガーデンで生ビール500杯販売

2013年 8月 8日 16:33

041.jpgのサムネール画像 「ディノスとセシールが一緒になって初めての飲み会。皆で楽しみましょう。乾杯!」。ディノス・セシールは8月2日、東京・中野坂上の本社ビル内で「チャリティビアガーデン」を実施した。初めて開催して好評だった昨夏に続き、2回目の開催。生ビールは1杯200円で販売し、経費を差し引いた分の売上金はNPO団体に寄付する試みだ。7月1日にディノスとセシールが統合し、「ディノス・セシール」として再スタートを切ったばかり。これを踏まえ石川社長が、乾杯のあいさつで社内交流を促した。当日は旧ディノスと旧セシールの従業員が同じテーブルで談笑するシーンが多く見られ、チャリティイベントとしてはもちろん、社内コミュニケーションの場としても成果を上げたようだ。



 「チャリティビアガーデン」は同社の社員有志でCSRに関するイベントや活動を行う「チームDeCo(チームデコ)」が企画したチャリティイベントで本社17階の商談室を臨時のビアガーデンとして開放した。前回は商談室の一部のみを会場として使用していたが、今回は7月のディノスとセシールの統合を踏まえて、来場者が増えると予想、商談室のすべてを開放して会場を前回よりも1・5倍程度、広げたようだ。「今年7月にディノスとセシールが統合して初めてのチャリティイベント。皆さんに参加してもらい、チャリティにも協力頂きながら、社内のコミュニケーションを深めてもらえれば」(チームDeCoリーダーの加瀬継男さん)という。

 会場の一角に設置したビアサーバーには午後5時半のビアガーデンのスタート直後から行列ができるほど盛況。また、石川社長や上田会長をはじめとする経営幹部8人のカンパと同社食品部が協力した駄菓子や枝豆、缶詰やビーフジャーキーなどのおつまみも好評だったようだ。なお、生ビールは簡単なおつまみ付きで1杯200円で販売。先のビーフジャーキーや缶詰などの「高級おつまみ」は100円または300円と別途、寄付を募る。ビールの売上金はビールサーバーのレンタル代など諸経費を引いた分の全額を、前回と同様、ソーラー発電の設置や普及を推進するNPO法人「そらべあ基金」に寄付する。

 会場にはスタート直後から多くの従業員が詰めかけた。石川社長や長広専務など経営幹部も含め、会場のあちらこちらで談笑する声が聞かれ、盛り上がりを見せた。「(ディノスとセシールが)統合してから日が浅く、お互い探り合い(笑)。また、部門によってはまったく接点がないと思う。社内コミュニケーションという点でこうしたイベントはすごくいいと思うし楽しい」との声も聞かれ、"閉店"となる午後7時半までほぼ満席状態が続き、楽しげな笑い声に包まれた。なお、2度目のチャリティビアガーデンでは172リットルと前回の1・7倍の量となる生ビールを用意したが500杯以上を売り上げて完売したようで、前回よりも多くの金額を寄付できる見込みだという。

 同社では今後も社内有志の「チームDeCo」を中心に楽しみながらCSR活動に参加できるイベントを企画していく考え。ちなみに従来まで「チームDeCo」の表記は「チームD―eco」で「ディノス」の頭文字である「D」と「eco(エコ)」をもじったものだったが総合後は「セシール」の頭文字である「C」を大文字として「DeCo」に改めた。今後は両社一緒になって様々な企画を実施していくとしている。

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