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メイダイ 中国向けに商品開発、機能性インナーに子供サイズ

2019年12月 2日 13:30

 通販向け商品の開発などを手がけるメイダイは中国市場向けの商品展開を強化している。提携する中国消費者向けの越境ECを手がけるインアゴーラと共同で、現地の利用者のニーズを踏まえた商品を開発。11月11日の中国最大のネット販売商戦「独身の日」でも一定の成果を出したようだ(写真は大人用の「肩楽さん」を持つメイダイの大黒副社長㊨と、子供用サイズを持つ吉田氏)。

 メイダイは2017年6月にインアゴーラと提携。インアゴーラが運営する中国消費者向けの越境ECアプリ「ワンドウ」経由で、中国向けに商品を販売していた。両社で取り組みを進める中で、中国の消費者のニーズを吸い上げた商品開発に至った。

 その商品が「勝野式 肩楽さん」の子供用サイズ。メイダイの「肩楽さん」は、医学博士の勝野浩氏の監修で開発された猫背を改善して肩を楽にする機能性インナー。日本では10年近く展開しており、根強いリピーターが多い商品だ。「肩楽さん」は「ワンドウ」経由で中国でも展開しており、現地では産後の女性などを中心に幅広い層の人気を呼んでいるという。

 「肩楽さん」はこれまで、大人向けに「M‐L」「L‐LL」の2サイズをラインアップしていた。中国の顧客から「子供用の商品がほしい」という要望を受けて、インアゴーラからの提案によりジュニアサイズとして新たに「SS‐S」と「S‐M」の2サイズの展開に踏み切った。

 メイダイ副社長で経営戦略室室長の大黒康知氏は「以前からジュニアサイズの話はあったが、一定の生産ロットが必要で、なかなか踏ん切りがつかなかった」と振り返る。その中でインアゴーラから打診があり「中国でジュニアサイズのニーズがあると確認し、ダブルイレブン(独身の日)に向けて商品開発を進めた」(大黒氏)。

 メイダイの営業企画第1グループリーダーの吉田哲也氏によると、子供用の開発にあたっては袖を少し短くするなどカスタマイズも行ったという。インアゴーラが現地でモニタリング調査を行い、それをもとに微調整した。そして10月31日から中国でジュニアサイズの販売を始めた。

 11月11日「独身の日」にはメイダイの全体の売り上げは前年比で40倍を超える規模になった。事前に投入した「肩楽さん」のジュニアサイズも大幅な売り上げ増に寄与したもようだ。

 インアゴーラでは今回の「独身の日」の特徴として「一過性」ではなく「定着」だとする。メイダイとしても中国の消費者に初回購入してもらうだけでなく、その後のリピートにも期待を寄せる。

 「リピートがないとなかなか広がらない。その意味で今回のダブルイレブンが良いきっかけになればいい」(大黒副社長)とする。

 メイダイは「肩楽さん」に続く展開として、今後も中国の消費者のニーズを踏まえた商品開発を進めていく意向だ。

 
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