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協和 ライブコマースの活用進む、関係強化で継続率向上図る

2022年 6月30日 13:00

 協和は、今年からライブコマースを始めた。主要顧客は、シニア世代。コロナ禍においては、顧客との関係強化に向けZoom等を活用したオンラインイベントなどの取り組みも強化。SNSやデジタルツールの活用も支援しており、徐々に成果が出始めている。

 ライブコマースは、週2回実施。ブランドの世界観や商品紹介を中心に行い関係強化を図る。今では、平均3000人前後が視聴するまで成長している。

 顧客層は、シニア世代が中心。SNSやデジタルツールの活用経験がない顧客も少なくない。このため、数年前に「デジタルサポートセンター」(19年末)を設置。顧客にスマートフォンやSNSの活用方法からレクチャーすることで利用を促す。現在、商品購入のEC比率は、2~3割。これを高めていく。

 同社は、大学における最先端の生命科学研究を活用した商品開発が強み。最近は、20年に発売した「ヒト幹細胞培養エキス原液LP」(30ミリリットル、税込6645円)で新規獲得を進める。1年ほど前まで主力の「プラセンタ原液」と比べ売上本数は、約2分の1で推移していたが、「直近半年は1対1」(同社)としており、順調に育成が進む。

 今年5月には、同商品に配合する「ヒト幹細胞培養エキス」を配合した洗顔ジェルとUVケア品を、6月には化粧水とクリームを発売しており、同成分を軸とした商品のライン使いを提案する。ライブコマースやユーチューブでも成分の認知に向けた提案を行う。

 協和は、コロナ禍において、継続率を重視した事業戦略に転換。オンラインイベントや、ユーチューブやZoomを活用した情報配信で、関係性強化を図ってきた。

 Zoomを活用した「みんなの朝のエクササイズ」は、平日朝に約25分間、表情筋や筋力トレーニング、ヨガなどのコンテンツを配信する。11年に従業員向けに始めたものを、20年から顧客に無料開放した。今年5月にはユーチューブチャンネル「生命科学アカデミー」を開始。大学教授らを講師に招き、エイジングケアに関する先端研究などを分かりやすく伝える。

 コロナ禍の昨年7月には、商品の継続利用による長期的な顧客サポートを念頭にサブスクリプションサービス「fracoraプライム」(月額・税込480~1980円)も開始。睡眠の質やストレス状態が測定可能なウェアラブル活動量計等のレンタルとともに、オンラインカウンセリングや専用のコールセンターを通じて睡眠、食事、運動の改善を支援するサービスも始めている。
 
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