AI活用は疲れる
2017年12月07日 11:54
2017年12月07日 11:54
AI(人工知能)への注目が高まっている。通販と関連する業界でいうと、コールセンターで活用に向けた動きが徐々に現れている。
例えばチャットボットもその1つ。従来、人が行っていたチャットでの対応を機械で自動化する。ただ、寄せられる質問に対して適切に回答するためには、AIを訓練する「教師データ」が必要になる。チャットボットを含めAI活用の現場では、この教師データづくりが大変らしい。
AIの「ワトソン」向けに膨大な教師データを作ることに疲弊した大手銀行などからは"ワトソン疲れ"という言葉も出ているよう。やや話題が先行している感もあるAI。通販業界や我々の日常生活に定着するのは、そう簡単ではなさそうだ。