2000年以降、百貨店業界は売り上げ規模を大きく落とした。コロナ禍で顧客接点が限られる中、ビジネスの多様化や収益の複線化に積極的に乗り出したのが大丸松坂屋百貨店（以下、大丸松坂屋）だ。大丸松坂屋が始めた新規事業の中でも期待されているのが、21年4月に開始したファッションサブスク「アナザーアドレス」だ。サブスクは〝売って終わり〟ではなく、ストックビジネスである点などが強み。大丸松坂屋が「アナザーアドレス」で実現する、新しい百貨店の在り方とは。
〈通販新聞 6月26日付 第1995号 (2025年6月19日発行) １面〉
〈通販新聞 6月26日付 第1995号 (2025年6月19日発行) １面〉