桃谷順天館が新ブランドでポップアップ、五感で体験するスキンケア提供

2025年07月10日 10:33

2025年07月10日 10:33

0710103245_686f183d381d6.jpg 化粧品の製造・販売を行う桃谷順天館は7月2日から7日までの間、スキンケアの新ブランド開設を記念し、都内でポップアップイベントを開催した。新ブランドは、化粧品を各自の〝好きなテクスチャー(使用感)〟で選んでもらうことを主軸に据えた。ポップアップでは五感をテーマにしたさまざまな体験エリアを設置し、新商品の仕上がりを試せるタッチアップコーナーも用意した。


 新ブランドの名称は「CHEF de BEAUTÉ(シェフドボーテ)」。含有成分や内容量はすべて同じ化粧水4種類、クリーム5種類の中から、好みのテクスチャーのものを選んでもらうという体験を提供する。

 同社は横浜国立大学大学院の岡嶋克典教授監修のもと、スキンケアにおけるテクスチャーと肌状態の関係性を検証。20〜50代の女性60人を対象に肌年齢を分析したところ、使用感を重視して製品を選ぶ人ほど、角層の状態が整っている傾向にあることがわかり、新スキンケアの構想に至った。

 商品ラインアップは化粧水(100ml、税込6600円)、クリーム(30g、同8800円)、スキンフレグランス(10包入り、同1540円)など。化粧水はふっくら感を感じる「KUMOGASANE」、みずみずしく肌に溶け込む「KOBOREYUKI」など全5種類、クリームはなめらかな伸び広がりの「NAMIMA」など全4種類を用意した。

0710103355_686f1883b52c2.jpg ポップアップでは各来場者が最も〝心地よい〟と感じたテクスチャーの化粧水・クリームに投票してもらった。「肌の乾燥度合いや皮脂の多さによって、それぞれ好むテクスチャーが違う」(同社)ようで、実際に会場でも票のばらつきがみられた。

 商品は6月30日から自社通販サイトで先行発売、7月2日から一般発売を開始した。ECでも実際のテクスチャーを体験してもらうべく、サイトでは化粧水5種とクリーム4種をそれぞれ試すことができる体験キット(各種税込1650円)を提供している。顧客は商品の使用感を確かめたのち、一番気に入ったテクスチャーのものを購入することができる。

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