北欧の食器や雑貨などのネット販売を手がけるクラシコムの2025年7月期連結決算の売上高は前年比21.1%増の84億9000万円だった。主力の通販サイト「北欧、暮らしの道具店」においてマーケティング投資を強化した結果、売り上げが大きく伸長し、初の年商80億円に達した。
商品原価、物流費用等の改善により、EBITDAは同1.3%増の11億6300万円、営業利益は同0.7%増の10億9000万円と増益だった。経常利益は同3.4%減の11億1100万円、当期純利益は同8.9%減の7億1600万円。前期の保険解約に伴う臨時収入の影響で、当期は経常利益、純利益は減益だった。
事業別の業績は、「北欧、暮らしの道具店」事業では売上高が同23.8%増の82億6900万円、EBITDAが同6.4%増の11億7900万円だった。昨年10月に発売したオリジナル基礎スキンケア商品が好調であることや、他ブランドとのコラボレーション商品が新規獲得に寄与していることなどが売り上げ増につながった。
同事業ではマーケティング投資の大半を公式アプリのダウンロード訴求に投下。その結果、アプリのエンゲージメントアカウント数が同26.8%増加。新規、既存会員ともに購入者数が増加し、年間購入者数は同19.1%増の24万6000人で、過去最高となった。
D2Cのアパレルブランド「foufou(フーフー)」事業は、前期下期からの需要減少を受け、売上高が同32.1%減の2億2700万円、EBITDAが1500万円の赤字(前年同期は4000万円の黒字)と減収減益となった。
今期(2026年7月)の業績予想は、売上高が同20.1%増の102億円、EBITDAは同31.5%増の15億3000万円、営業利益は同33.2%増の14億5300万円、経常利益は同32.5%増の14億7300万円、当期純利益は同34.6%増の9億6400万円を計画する。27年7月期の目安としていた売上高100億円を1年前倒しで達成する見込み。
北欧の食器や雑貨などのネット販売を手がけるクラシコムの2025年7月期連結決算の売上高は前年比21.1%増の84億9000万円だった。主力の通販サイト「北欧、暮らしの道具店」においてマーケティング投資を強化した結果、売り上げが大きく伸長し、初の年商80億円に達した。
事業別の業績は、「北欧、暮らしの道具店」事業では売上高が同23.8%増の82億6900万円、EBITDAが同6.4%増の11億7900万円だった。昨年10月に発売したオリジナル基礎スキンケア商品が好調であることや、他ブランドとのコラボレーション商品が新規獲得に寄与していることなどが売り上げ増につながった。
同事業ではマーケティング投資の大半を公式アプリのダウンロード訴求に投下。その結果、アプリのエンゲージメントアカウント数が同26.8%増加。新規、既存会員ともに購入者数が増加し、年間購入者数は同19.1%増の24万6000人で、過去最高となった。
D2Cのアパレルブランド「foufou(フーフー)」事業は、前期下期からの需要減少を受け、売上高が同32.1%減の2億2700万円、EBITDAが1500万円の赤字(前年同期は4000万円の黒字)と減収減益となった。
今期(2026年7月)の業績予想は、売上高が同20.1%増の102億円、EBITDAは同31.5%増の15億3000万円、営業利益は同33.2%増の14億5300万円、経常利益は同32.5%増の14億7300万円、当期純利益は同34.6%増の9億6400万円を計画する。27年7月期の目安としていた売上高100億円を1年前倒しで達成する見込み。