ロッピングライフは協力メーカーと組んで開発し、タレントの城咲仁さんがプロデュースした約0.18mmの極薄刃で鋭い切れ味とストーンコーティング使用で食材がくっつきにくく手入れが簡単なことなどが特徴の独自企画商品「Sコーティング包丁」のくすりの福太郎での販売を開始した。なお、同商品は昨年4月の発売以降、ロッピングライフの通販番組や一部、他のテレビ通販事業者への卸販売などでこれまでに2万本以上を販売した実績があるという。
くすりの福太郎の店内での販売にあたって販促のために、小売店の販促支援事業などを展開するMICが福太郎の一部店舗に設置する店内商品販促用のデジタルサイネージで「Sコーティング包丁」を訴求する映像を放映。当該映像は同社の番組制作部門が縦長に表示するデジタルサイネージのモニターサイズに合わせて、スマートフォンですべて撮影し、制作した。内容は通販番組で培ってきたノウハウを踏まえつつも、「テレビで紹介する時は商品の特徴を丁寧かつ多面的に訴求しているが、店頭では(モニターの)前を通り過ぎる瞬間に、『包丁を紹介している』と認識頂くために、上から落としたトマトが包丁にあたった瞬間にスパッと切れていく場面やニンジンやチーズ、かぼちゃ、アボカド、鶏肉、重ねたサンドイッチなど切りにくい食材を簡単にカットできる場面などとにかく特徴である切れ味、切りやすさを訴求する場面を多く重ねるようにした」(商品事業部商品グループの丸山拓己チーフテレビバイヤー)という。当該映像は42秒尺で繰り返し、放映する。
なお、ロッピングライフの通販番組の視聴者とくすりの福太郎の来店客層が合致することなどからデジタルサイネージと一体となっている商品棚に「テレビで話題!」という文言を目立つように記載した。安心感や訴求力を高める狙いがあるという。
当該商品はくすりの福太郎が展開している246店舗のうち、MICのデジタルサイネージを設置している高田馬場駅西口店や南千住店、市川大野店など都内や千葉県内の20店舗でデジタルサイネージと一体の商品棚で販売する。店頭販売価格は税込8980円。トライアルという位置付けで販売期間は10月15日までの1カ月間となる。
なお、同商品はドラッグストアでの主な取扱商品の価格と比べると高額となるが、MICのリテール事業部の土田航平課長によると「商品力やこだわった映像の販促効果などもあり、店舗からも好評の声をいただいている」としており、順調な出足となっているようだ。
「今回の取り組みは、これだけで黒字化しようという目標ではなく、ドラッグストアに馴染みのなく、高価格帯の当社の商品が映像で訴求することで売れるということをアピールしたい」(丸山チーフ)としてトライアル販売の結果を踏まえ、今後、くすりの福太郎での販売の継続や販売店舗数の拡大を検討する。また、今回は独自企画商品の中から映像で特に訴求がしやすいもの、同社運営の通販サイトで利用者からの評価が高かったものなどの観点から包丁を選んだが、他の独自商品や今後、行っていく予定の卸販売用の商品などの展開も進めたい考え。
同社ではテレビ通販を軸とした事業体制に加えて、中長期的な戦略として「テレビ通販事業とは別に、新たなビジネスを確立していきたい」(同)としており、その一環として開始した今回のくすりの福太郎への販売をスタートとして、量販店などへの販売も視野に入れているという。
ロッピングライフは協力メーカーと組んで開発し、タレントの城咲仁さんがプロデュースした約0.18mmの極薄刃で鋭い切れ味とストーンコーティング使用で食材がくっつきにくく手入れが簡単なことなどが特徴の独自企画商品「Sコーティング包丁」のくすりの福太郎での販売を開始した。なお、同商品は昨年4月の発売以降、ロッピングライフの通販番組や一部、他のテレビ通販事業者への卸販売などでこれまでに2万本以上を販売した実績があるという。
なお、ロッピングライフの通販番組の視聴者とくすりの福太郎の来店客層が合致することなどからデジタルサイネージと一体となっている商品棚に「テレビで話題!」という文言を目立つように記載した。安心感や訴求力を高める狙いがあるという。
当該商品はくすりの福太郎が展開している246店舗のうち、MICのデジタルサイネージを設置している高田馬場駅西口店や南千住店、市川大野店など都内や千葉県内の20店舗でデジタルサイネージと一体の商品棚で販売する。店頭販売価格は税込8980円。トライアルという位置付けで販売期間は10月15日までの1カ月間となる。
なお、同商品はドラッグストアでの主な取扱商品の価格と比べると高額となるが、MICのリテール事業部の土田航平課長によると「商品力やこだわった映像の販促効果などもあり、店舗からも好評の声をいただいている」としており、順調な出足となっているようだ。
「今回の取り組みは、これだけで黒字化しようという目標ではなく、ドラッグストアに馴染みのなく、高価格帯の当社の商品が映像で訴求することで売れるということをアピールしたい」(丸山チーフ)としてトライアル販売の結果を踏まえ、今後、くすりの福太郎での販売の継続や販売店舗数の拡大を検討する。また、今回は独自企画商品の中から映像で特に訴求がしやすいもの、同社運営の通販サイトで利用者からの評価が高かったものなどの観点から包丁を選んだが、他の独自商品や今後、行っていく予定の卸販売用の商品などの展開も進めたい考え。
同社ではテレビ通販を軸とした事業体制に加えて、中長期的な戦略として「テレビ通販事業とは別に、新たなビジネスを確立していきたい」(同)としており、その一環として開始した今回のくすりの福太郎への販売をスタートとして、量販店などへの販売も視野に入れているという。