オイシックス・ラ・大地は11月8日から2日間、運営する観光農園でフェスイベントを開催した。1日1000人以上の来場を見込む大規模イベントは初めて。生産者など26事業者が出店し、消費者と生産者のコミュニケーションを演出する仕掛けを複数用意した。つながりを実感できる体験を通じて、食への関心を高める。開催中の来場者数は2300人だった。
開催したのは「EARTH BEAT FES2025」(運営実行はオイシックス・ラ・大地とKURKKU FIELDS)。「米」をテーマに、農や食、ものづくり、アートなどの体験や、音楽ライブやトークセッションなどを企画。ライブキッチンやレストランでの食事提供や、出店者によるマルシェを開催した。このほか、トラクターの特別展示などを行った。
出店した事業者は、北海道や佐賀など全国から参加した。運営する2社のネットワークを活かし、ファームツアーなどを開催するなど消費者や地域とのつながりを重視する生産者を選んだという。開催中に、生産者が会場内を回って来場者とコミュニケーシできる演出も行った。
生産者は名札を付けて、好きなおにぎりの具材を併記。レストランに生産者が出向いて野菜を説明する試みも実施した。「会話をきっかけに消費者の意識が作り手に向き、作り手も消費者とのつながりを実感できるようになる。こうした質の高い体験ができるようにした」(同社)と説明した。
また、畑の種まきを無料で参加できる体験企画を実施した。生育状況は今後、ライブ配信やSNSで発信する。収穫体験ツアーの企画を視野に入れ、種まきから食べるまでをつなげることで体験価値の向上につなげる。「実際の土に触って感じたことが、また戻ってくる理由になる」(同)という。
イベントはオンラインも活用した。SNSのライブ配信を活用して、イベントの開催を事前に告知。また、自社通販サイトを通じて、イベントと連動した商品を販売した。ジビエを活用したミールキットや新商品のジビエのミンチ、不ぞろいのなすを使ったなすのペーストを取り扱った。
「定期顧客が全国にいる顧客基盤を活かすことで情報を広く届けることができる。より多くの方に食べてもらうきっかけを提供できる。現地で食べたメニューを自宅で買うことができれば、オンラインとオフラインの両方の良さが活きる」(同)とした。
イベントのターゲットはファミリー層や共働き夫婦など食に関心が高い人。会場の観光農園「クルックフィールズ」は24年にオープンした。週末など多いときは1日あたり700~1000人が来場するという。毎月1回、収穫などを行う体験ツアーを開催している。
オイシックス・ラ・大地は11月8日から2日間、運営する観光農園でフェスイベントを開催した。1日1000人以上の来場を見込む大規模イベントは初めて。生産者など26事業者が出店し、消費者と生産者のコミュニケーションを演出する仕掛けを複数用意した。つながりを実感できる体験を通じて、食への関心を高める。開催中の来場者数は2300人だった。
出店した事業者は、北海道や佐賀など全国から参加した。運営する2社のネットワークを活かし、ファームツアーなどを開催するなど消費者や地域とのつながりを重視する生産者を選んだという。開催中に、生産者が会場内を回って来場者とコミュニケーシできる演出も行った。
生産者は名札を付けて、好きなおにぎりの具材を併記。レストランに生産者が出向いて野菜を説明する試みも実施した。「会話をきっかけに消費者の意識が作り手に向き、作り手も消費者とのつながりを実感できるようになる。こうした質の高い体験ができるようにした」(同社)と説明した。
また、畑の種まきを無料で参加できる体験企画を実施した。生育状況は今後、ライブ配信やSNSで発信する。収穫体験ツアーの企画を視野に入れ、種まきから食べるまでをつなげることで体験価値の向上につなげる。「実際の土に触って感じたことが、また戻ってくる理由になる」(同)という。
イベントはオンラインも活用した。SNSのライブ配信を活用して、イベントの開催を事前に告知。また、自社通販サイトを通じて、イベントと連動した商品を販売した。ジビエを活用したミールキットや新商品のジビエのミンチ、不ぞろいのなすを使ったなすのペーストを取り扱った。
「定期顧客が全国にいる顧客基盤を活かすことで情報を広く届けることができる。より多くの方に食べてもらうきっかけを提供できる。現地で食べたメニューを自宅で買うことができれば、オンラインとオフラインの両方の良さが活きる」(同)とした。
イベントのターゲットはファミリー層や共働き夫婦など食に関心が高い人。会場の観光農園「クルックフィールズ」は24年にオープンした。週末など多いときは1日あたり700~1000人が来場するという。毎月1回、収穫などを行う体験ツアーを開催している。