「楽天SOY」のグランプリは上新電機、2位はアイリスオーヤマ

2026年02月05日 11:39

2026年02月05日 11:39

 楽天グループは1月29日、仮想モール「楽天市場」に出店する、約5万7000店舗を対象にした「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)2025」の授賞式を都内ホテルで開催した。総合グランプリは、家電量販店の上新電機が受賞した。同社は過去にも3回総合グランプリを獲得しており、今回で4度目のグランプリ受賞となる。2位はアイリスオーヤマ、3位はサンドラッグだった。


0205113935_698402e7852ce.jpg 同賞は売り上げやユーザーの人気投票などを基に選ばれた店舗を表彰するもの。総合賞のほか、各ジャンルのすぐれた店舗に贈られるジャンル賞と楽天市場の各サービスで活躍した店舗を表彰するサービス賞、さらに特別賞がある。総合賞10店舗、ジャンル賞124店舗(42ジャンル)、サービス賞19店舗、特別賞12店舗の計165店舗(同一店舗の複数賞受賞含む)が受賞している。

 グランプリを受賞した上新電機の高橋徹也社長は「家電業界は少子高齢化や人口減少の影響を受け、向かい風が吹いている。その中でジャンル賞、総合グランプリをいただき、楽天市場の力や価値を改めて感じた。受賞店舗のスピーチを聞いて共通していたのは『価値を提供する』『感謝』という言葉だ。私もその言葉を胸に、物を売るだけではなく、小売り業としてお客様にどういう価値を提供するのか、模索しながら店舗運営していきたい」と述べた。

 2位に入ったアイリスプラザの岩崎亮太社長は「コロナ禍の反動もあってか、私が現職に就任してからどんどん数字が落ち、葛藤を味わった。そんな時に三木谷社長の『ECは最強の接客業』という言葉に勇気づけられた。売り上げが伸びないときは〝接客〟という原点に帰って『自分ではない誰かのために仕事をしよう』と伝え、社員一丸となって取り組んできたことが、今回の受賞につながった」と述べた。

 3位のサンドラッグの後藤賢志EC事業部ゼネラルマネージャーは「コールセンターやカスタマーサービスのスタッフ含め、お客様にきちんと向き合っているスタッフがいるからこそ、売り上げや利益につながっている。それがこうした形で受賞できて嬉しい」とコメントした。また、後藤マネージャーは本紙取材に対し「ジャンル大賞を獲得したペット用品に関しては、ペットフード『ロイヤルカナン』が非常に好調だった。他のジャンルもバランス良く伸びているが、ドラッグストアの主戦場は医薬品・健康食品・化粧品なので、もっと頑張りたい」と話した。

 4位は「越前かに職人甲羅組」の伝食、5位は「リカーBOSS」のモリフジ、6位は「LIFEDRINKオンラインストア」のライフドリンクカンパニー、7位は「暮らし健康ネット館」のe-net shop、8位は「bookfan」のLINE Digital Frontier、9位は澤井珈琲、10位は「Dark Angel」のW・CAIだった。

 授賞式の最後で楽天の三木谷浩史社長は「2025年は円安などの影響で過酷な局面に立たされた店舗も多いのではないか。そんな中でも皆様が頑張ってくれたおかげで楽天市場が伸びた。これからも店舗の皆様と最高の顧客サービスを提供して、日本全国が活性化するように頑張っていきたい」とコメントした。

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