ユーキャンがデジタル集音器を販売、耳穴ふさがず快適利用

2026年09月09日 15:50

2026年09月09日 15:50

 ユーキャンは9月3日、耳穴をふさがず快適に使えて、スマホ不要で簡単に操作できるデジタル集音器「テルマホン」の販売を始めた。同社は、累計販売件数約40万件、約15年にわたる〝聞こえ〟関連商品の販売経験を活かし、無理なく使い続けやすい機能とデザインを追求したデジタル集音器をメーカーと共同開発した。同社の独占販売商品となるため、まずはユーキャン公式サイトなどで販売を開始し、年内には地方の新聞やテレビCMなどのテストを開始する計画で、当面は5万個の販売を目標とする。


0910134309_6aa2355de99e3.jpg ユーキャンの通信販売事業(ライフ&カルチャー事業)は、「暮らしいきいき、心わくわく」をテーマに、大人世代の毎日の暮らしを豊かにする幅広い商品を提案しており、2022年1月〜24年12月までの3年間でユーキャンの通販商品を購入した顧客は約100万人、平均年齢は77.3歳で、とくにシニアに強いのが特徴だ。

 顧客の暮らしの中にある不便や不満を解消できる商品の提案を心がけており、〝聞こえ〟の領域では、これまでも「テレビの音量が大きくなったと言われるようになった」「会話を聞き返すことが増えた」といったシニア層の悩みに応えるため、テレビ用お手元スピーカーや集音器などさまざまな商品を販売してきた。

 その中で、利用者にとっては、聞こえることだけでなく、無理なく使い続けられることが大事ということが分かり、「自然な聞こえ」「簡単に使えること」「暮らしになじむこと」という3つの価値を提供できるデジタル集音器「テルマホン」を、聞こえの研究・開発を手がけるテルマエンジニアリングと共同で開発した。

 当該商品は、耳穴をふさがない快適な装着感、スマホを使用しないシンプルな操作性、日常会話を楽しむための聞き取りやすさにこだわった。

0910134331_6aa23573b0a99.jpg 具体的には、「テルマホン」では耳の入り口近くに軽く触れる新形状を採用。耳の中に入れず、耳穴をふさがないことで、装着時の圧迫感や閉塞感に配慮した。また、専用アプリのダウンロードも不要で、付属の充電リモコン付ケースで音量調節、充電、収納まで行えるシンプルな仕様を実現した。

 音響設計については、人の耳が本来持つ働きを活かした「空気伝導」と、サウンドフィルターを通した「耳珠伝導」、さらにデジタル技術を組み合わせることで、とくに言葉が聞き取りやすくなるよう設計。「ひろい」と「しろい」、「しぶや」と「ひびや」など、子音の聞き分けに関する周波数帯に着目したという。

 「テルマホン」の価格は税込・一括価格で3万9800円、カラーはスマートグレー、ブロンズゴールドの2種類となる。

 ユーキャンでは、「シニア向けに振り切った商品で、色やデザインにもこだわりが強いシニア男性を意識した。年内には地方紙などでテストを行い、全国規模でのプロモーションにつなげたい」(初野正幸執行役員ライフ&カルチャー事業本部)とする。

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