通販新聞のコラム COLUMN
699件の記事があります。
2017年04月06日 15:29
"日本"らしい商品
中国向けの越境ECではベビー関連商材や化粧品、健康食品などが売れるというのはよく聞く話だが、世界に目を向けると、思いもよらないニーズがあるようだ。 ある越境EC支援企業によると、柔道や剣道、弓道といった日本の武道が世界に広まっていることで、欧州や南米などから「神棚」の注文が増えているという。武道を
2017年03月30日 10:44
キメ細かな運用を
「フォロワーを増やした後に、どう運用するかが重要」と話すのは、写真共有SNS「インスタグラム」を活用する担当者。新たな顧客接点の1つとして期待されるが、効果を高めるには手間をかける必要がある。 食品通販A社は、インスタグラムの投稿で、商品の利用シーンをイメージする画像を使用するように心がける。プロフ
2017年03月24日 17:31
有料会員制とEC
先日、初めて大型小売店「コストコ」に行った。非常に込み合い、溢れるほどに商品が積み込まれたカートが店内を動き回る様には圧倒された。その賑わいは「コストコ」が会員制であることが起因しているよう。「コストコ」では年会費4400円を支払い、会員にならねば買い物できない。会員の義母曰く「会費を払っても安く
2017年03月16日 10:54
市場縮小招く過剰規制に反対
機能性表示食品制度の施行以降、消費者庁が大ナタを振るっている。健康増進法ではトクホに対する初勧告や取り消し処分、景表法でもトクホやアイケア関連の健康食品に初の処分が行われた。確かに健食の"表示解禁"は監視強化と両輪で進めるべき面もある。だが、新制度は導入わずか2年。ヒット商品も少なく、市場の評価は
2017年03月16日 10:54
市場縮小招く過剰規制に反対
機能性表示食品制度の施行以降、消費者庁が大ナタを振るっている。健康増進法ではトクホに対する初勧告や取り消し処分、景表法でもトクホやアイケア関連の健康食品に初の処分が行われた。確かに健食の"表示解禁"は監視強化と両輪で進めるべき面もある。だが、新制度は導入わずか2年。ヒット商品も少なく、市場の評価は
2017年03月02日 16:59
自主回収での対応
先日、遅めの"新年会"の計画が持ち上がり、事前に近くのドラッグストアで卓上コンロ用のカセットボンベを購入しておいた。 ところが、その翌日に当該ボンベの製造会社が自主回収を発表。あわてて問い合わせ先のフリーダイヤルに電話したが、何度かけても一向につながらない。数十回のチャレンジの末、あきらめた。 通
2017年02月23日 10:53
消費者庁の行政処分について
「一粒で二度おいしい」といえば昔懐かしいグリコのキャッチフレーズだ。これを思い起こさせるような事例が続いている。消費者庁による行政処分だ。 刑法には「一事不再理」という原則があるが、そんなことなど消費者庁はお構いなしらしい。1月には三菱自の燃費不正問題を巡り、国交省による改善指示や罰則、自主的な賠
2017年02月23日 10:53
消費者庁の行政処分について
「一粒で二度おいしい」といえば昔懐かしいグリコのキャッチフレーズだ。これを思い起こさせるような事例が続いている。消費者庁による行政処分だ。 刑法には「一事不再理」という原則があるが、そんなことなど消費者庁はお構いなしらしい。1月には三菱自の燃費不正問題を巡り、国交省による改善指示や罰則、自主的な賠
2017年02月09日 18:20
早期にオープン化を
ヤマト運輸の関連会社や日本郵便が設置する宅配ロッカーが合計で200台を超えている。設置を本格化してから1年足らずで、首都圏の駅を中心に設置されるようになっている。 今後も設置が増えるだろうが、一方で受け取れる荷物は限定されている。一定の通販会社の商品、あるいは特定の個人宛て荷物といった具合だ。 よ
2017年02月02日 10:41
価格下落の先には?
正月に本格スタートしたアパレルのセールも終盤を迎え、定価1万円の服が3000円台で販売されているのを見ると、最初の値段設定に疑問を感じてしまう。 ゾゾタウンの前澤社長も昨年、セールで売り切るアパレル業界の体質について苦言を呈し、「良い商品がそれなりの値段で顧客の手に渡る市場作りをけん引したい」と発
2017年01月20日 13:34
「ゆうゆう窓口」の縮小
郵便局の24時間営業窓口「ゆうゆう窓口」が縮小している。記者宅の近所にある郵便局のゆうゆう窓口も、この2月で24時間営業を取りやめるという告知が正月に来た。 記者は一人暮らしのため、ゆうパックの初回配達時に通販の荷物を受け取れなかった際、軽い物であれば深夜に窓口まで受け取りに行くことが良くあった。
2017年01月20日 13:34
「ゆうゆう窓口」の縮小
郵便局の24時間営業窓口「ゆうゆう窓口」が縮小している。記者宅の近所にある郵便局のゆうゆう窓口も、この2月で24時間営業を取りやめるという告知が正月に来た。 記者は一人暮らしのため、ゆうパックの初回配達時に通販の荷物を受け取れなかった際、軽い物であれば深夜に窓口まで受け取りに行くことが良くあった。
2017年01月12日 14:11
配送は早さだけ?
英アマゾンが「急がなくてもいいよ便」なる配送サービスを展開中だという。通常よりも配送に時間がかかる分、それを選択した顧客には次回以降に使用できる1ポンド(140円)分の割引券を付与するというもの。 日本では各社が短時間のスピード配送などし烈な配送サービス合戦を繰り広げている。利用者側も買った商品が
2016年12月16日 10:55
労働環境対策も差別化を
今号の読者投票による「2016年の通販業界10大ニュース」を見ると、今年も通販業界に関わる様々な出来事が起きたことが分かる。どれも今後の通販業界に影響を与えそうな出来事で注目されるが、通販業界のみならず今年あった出来事として印象深かったことの1つは電通社員の過労自殺問題だ。これを契機に日本企業にお
2016年12月16日 10:55
労働環境対策も差別化を
今号の読者投票による「2016年の通販業界10大ニュース」を見ると、今年も通販業界に関わる様々な出来事が起きたことが分かる。どれも今後の通販業界に影響を与えそうな出来事で注目されるが、通販業界のみならず今年あった出来事として印象深かったことの1つは電通社員の過労自殺問題だ。これを契機に日本企業にお
2016年12月08日 10:30
新技術の行方
IoTやAI、ドローンなど今年も通販業界では多くの注目サービスが登場した。新技術は既存のビジネスに変化をもたらすという点で常に大きな期待が寄せられている。 しかしながら、過去を振り返ると注目度ほど定着しなかった技術もたくさんある。数年前に登場した3Dプリンターもその一つで、関係業者に聞くとインク(
2016年11月25日 12:28
説明必要な絵表示
繊維製品の洗濯絵表示が12月1日に変わる。従来の22種類から国際規格の41種類となり、国内外で同じ表示となる。海外で購入した服の取り扱いに迷わなくなったり、情報量が増えるメリットを考慮しての変更のようだ。 ただ、例えば弱流水での洗濯を促す場合、従来の「弱」マークに対し、"たらい"マークの下に一本線
2016年11月17日 11:01
一分動画に注目
最近のネット販売市場で、動画活用が再注目されている。クオカプランニングは菓子が出来上がる様子などを動画で配信。白鳩も越境ECの取り組みの中で、動画を使って商品特長を説明する試みを行った。 目新しさは、動画が数十秒~1分と短い点だ。SNSで配信し、ユーザーはタイムライン上で何気なく視聴している。 こ
2016年11月04日 18:36
「ゾゾ」の球界参入
千葉ロッテマリーンズの本拠地である「千葉マリンスタジアム」命名権の優先交渉権者にスタートトゥデイが選定された。千葉市と合意すれば2代続けて通販企業がスポンサーとなり、「ゾゾタウン」の名前を冠した球場が誕生しそうだ。 一部報道によると、同社は将来的には球団運営にも興味を示しているという。通販業界では
2016年10月27日 11:19
手段より目的
オウンドメディアはトップページに手数を掛けるよりもコンテンツの中身に労力を割いた方が良いと言われている。至極当たり前のことなのだが、あるコンサルタントによるとクライアント企業の要望の多くはトップページの構成をいかに組み上げるかの話ばかりになるという。 実際にウェブユーザーの多くは検索サイトから記事
2016年10月20日 13:47
米アマゾンの動き
米経済誌ウォール・ストリート・ジャーナルが、アマゾンが米国でコンビニエンスストアの出店を計画していると報じた。食品事業を拡充し、店頭で生鮮食品を扱うという。また、同誌はオンラインで注文した商品を車まで届けるドライブイン拠点も近く導入予定だと伝えている。 米アマゾンを巡る報道ではほかにも、USPなどの
2016年10月13日 18:11
騒動のダメージは?
アマゾンジャパンの電子書籍読み放題サービス「キンドルアンリミテッド」を巡る騒動がいまだ収束の兆しを見せない。一部作品でアマゾンの予想を上回る配信があり、出版社への支払いが膨らんだとみられ突如、当該作品の配信が停止。出版社らがアマゾンに対し抗議を発表するなど騒ぎとなっていた件だ。 ビジネス上でのアマ
2016年10月06日 11:28
再配達削減の啓発を
JDAソフトウェア・ジャパンの調査で通販商品の再配達依頼回数を尋ねたところ、2回以上のとの回答が33%で、そのうち6回以上というのも3%だった。約2100人の回答者へのアンケートであり、6人程度の数となる。 僅かな比率かもしれないが、6人で6回以上ということは36回以上配達したことになる。本来1回
2016年09月23日 17:35
青汁市場の行方
通販市場で「青汁」の評価は定着している。なかなか通販が軌道に乗らない新規参入企業も青汁で糸口を掴むケースがある。成長を果たした企業でも青汁がさらなる成長をけん引することがある。 青汁は、流通市場では中小が多いといえる通販企業が総力で市場を確立した数少ない成功例だ。市場はどこまでも広がるように感じる