LINEヤフーは運営する仮想モール「ヤフーショッピング」で食品の販促を強化する。11月10日から、競合モールなどでは販売していない食品について「ヤフショ限定グルメ」と認定、訴求する取り組みを開始した。また、9月から開始した出店者が販売する食品を審査員が試食、高く評価したものやユーザーからの評価が高いものに特別なアイコンを付与する「認定グルメ」の2回目の審査会を行い、「認定グルメ」の対象の食品を増やした。独自認定制度で訴求を強化、伸びしろの多い食品の流通総額拡大を進めたい考え。
「ヤフショ限定グルメ」は出店者が「ヤフーショッピング」向けて、開発した食品や特別なセット組みで販売するものなど出店者が運営する自社サイトや実店舗以外、他の仮想モールでは販売していない商品を認定するもの。開始時点では洋菓子専門店の花月堂(岩手県盛岡市)が販売する「キャラメルりんごロール アプロディーテ」や松屋の「四川風麻婆豆腐10食」など60点を認定。認定を受けた商品は販売ページには「ヤフショ限定」という表示を掲載できるほか、「ヤフショ限定グルメ」を紹介する特集ページ(=画像)での露出や「ヤフショ限定グルメ」を含む「認定グルメ」の食品のみに使用可能なクーポンの使用対象品となるなどの販促支援を受けることができる。
「認定グルメ」の対象品も拡充。「認定グルメ」とは「ヤフーショッピング」で取り扱う食品を対象に食の著名審査員が試食・評価し、「圧倒的においしい」など特に好評なものは「至高グルメ」、高い評価を得たものは「特選グルメ」というアイコンを付与。また、具体的な選定基準は明らかにしていないがユーザーレビューで高評価を得たものには「評判グルメ」というアイコンを付与。当該アイコンは商品の販売ページや商品検索の結果画面に表示され、当該食品を販売する出店者は差別化を図ることができるメリットがある。
「認定グルメ」を開始した9月に行った初回の審査会と同様、審査員は料理研究家のリュウジさんや双松桃子さん、えびすまさきさんを起用し、「ヤフーショッピング」で販売している中から同社が選んだ食品10品を試食し、「越前かに問屋ますよねヤフー店」(運営・増米商店)が販売するタラバガニや「越前かに職人 甲羅組」(同・伝食)のホッケの一夜干し、「かごしまぐるり」(同・オービジョン)のピリ辛高菜炒め、「季月・キサラギ」(同・Two Village)のもつ鍋セットなど8つの食品を最高評価の「至高グルメ」として新たに認定。「至高グルメ」は第1回の審査会で認定したものと合計で22品となっている。また、「特選グルメ」には「お肉のうち山さん」(同・内山食品)のローストビーフなど2品を新たに認定。「特選グルメ」の対象品は全10品となった。なお、「評判グルメ」は現状、126品となっている。
「認定グルメ」に選定した食品は「ヤフーショッピング」内に設置した当該商品の販売ページに誘導するリンクなどとともに審査委員のコメントなども掲載した特集ページで紹介。特集ページ上では認定商品を対象に最大2割引きとなるクーポンを付与している。また、審査員を務めたリュウジさんのユーチューブチャンネル「料理研究家リュウジのバスレシピ」では「前回、大酷評した大企業が本気を出してきました…」と題したLINEヤフーの社員がおすすめ商品をプレゼンテーションする形でリュウジさんらが審査している50分程度のPR動画をアップ。特集ページ内でも当該動画を視聴できるようにし、訴求している。
同社によると9月から開始した「認定グルメ」で「至高グルメ」と認定した商品に売上高は認定前と比較して11倍以上伸びたという。同社では食品カテゴリーの強化を図っていく考えで「認定グルメ」や「ヤフショ限定グルメ」などを軸に認知度向上や集客強化を図っていく狙いがあるようだ。
LINEヤフーは運営する仮想モール「ヤフーショッピング」で食品の販促を強化する。11月10日から、競合モールなどでは販売していない食品について「ヤフショ限定グルメ」と認定、訴求する取り組みを開始した。また、9月から開始した出店者が販売する食品を審査員が試食、高く評価したものやユーザーからの評価が高いものに特別なアイコンを付与する「認定グルメ」の2回目の審査会を行い、「認定グルメ」の対象の食品を増やした。独自認定制度で訴求を強化、伸びしろの多い食品の流通総額拡大を進めたい考え。
「認定グルメ」の対象品も拡充。「認定グルメ」とは「ヤフーショッピング」で取り扱う食品を対象に食の著名審査員が試食・評価し、「圧倒的においしい」など特に好評なものは「至高グルメ」、高い評価を得たものは「特選グルメ」というアイコンを付与。また、具体的な選定基準は明らかにしていないがユーザーレビューで高評価を得たものには「評判グルメ」というアイコンを付与。当該アイコンは商品の販売ページや商品検索の結果画面に表示され、当該食品を販売する出店者は差別化を図ることができるメリットがある。
「認定グルメ」を開始した9月に行った初回の審査会と同様、審査員は料理研究家のリュウジさんや双松桃子さん、えびすまさきさんを起用し、「ヤフーショッピング」で販売している中から同社が選んだ食品10品を試食し、「越前かに問屋ますよねヤフー店」(運営・増米商店)が販売するタラバガニや「越前かに職人 甲羅組」(同・伝食)のホッケの一夜干し、「かごしまぐるり」(同・オービジョン)のピリ辛高菜炒め、「季月・キサラギ」(同・Two Village)のもつ鍋セットなど8つの食品を最高評価の「至高グルメ」として新たに認定。「至高グルメ」は第1回の審査会で認定したものと合計で22品となっている。また、「特選グルメ」には「お肉のうち山さん」(同・内山食品)のローストビーフなど2品を新たに認定。「特選グルメ」の対象品は全10品となった。なお、「評判グルメ」は現状、126品となっている。
「認定グルメ」に選定した食品は「ヤフーショッピング」内に設置した当該商品の販売ページに誘導するリンクなどとともに審査委員のコメントなども掲載した特集ページで紹介。特集ページ上では認定商品を対象に最大2割引きとなるクーポンを付与している。また、審査員を務めたリュウジさんのユーチューブチャンネル「料理研究家リュウジのバスレシピ」では「前回、大酷評した大企業が本気を出してきました…」と題したLINEヤフーの社員がおすすめ商品をプレゼンテーションする形でリュウジさんらが審査している50分程度のPR動画をアップ。特集ページ内でも当該動画を視聴できるようにし、訴求している。
同社によると9月から開始した「認定グルメ」で「至高グルメ」と認定した商品に売上高は認定前と比較して11倍以上伸びたという。同社では食品カテゴリーの強化を図っていく考えで「認定グルメ」や「ヤフショ限定グルメ」などを軸に認知度向上や集客強化を図っていく狙いがあるようだ。