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高島屋 店頭でECデータを活用、特設ブースで情報発信

2014年 2月13日 10:04

041.jpg 高島屋は1月31日~2月14日まで、バレンタイン商戦に合わせて新宿店の店頭に"デジタルショッピング"が楽しめるブースを設置し、新しい商品の探し方や買い方を体験できるようにしている。

 同社が開設した「スマートラウンジ」は、店頭と自社通販サイト「高島屋オンラインストア」で取り扱うすべてのバレンタイン用チョコレート約1000点の情報を配信するブースで、店頭で商品を選ぶ楽しさと、いつでもどこでも買い物できるオムニチャネルを融合したもの。

 具体的には、ラウンジ内に設置したタッチパネル型ディスプレー「スマートテーブル」と通販サイトのデータを連携させることで、来店客は商品を検索したり、商品の詳細が確認できるほか、専用アプリを読み込んだスマートフォンをディスプレーの横に置いて気になった商品をタッチし、ドロップすると商品情報がスマホに移って最大100件までブックマークされるという(画像)。

 アプリでは店頭の売り場や通販サイトを案内しており、消費者は専用アプリをダウンロードするともらえる割引クーポンを利用してリアルの売り場を訪れたり、空き時間に通販サイトで購入することもできる。

 高島屋新宿店では、昨年もAR技術(拡張現実)を用いたカシミヤ衣料のデジタルカラーフィッティングを実施。大日本印刷の画像処理技術とARを活用したデジタルサイネージの導入により、対象となるカシミヤ商品で婦人服18色、紳士服8色の着替えがモニター上で楽しめるようにするなど、新しい買い物体験の導入に積極的だ。

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