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1年で100店舗を達成【ANA Xの三﨑チームリーダーに聞く ANAモール初年度の成果は㊤】 平均購買単位は1万円超を継続
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市場成長率、わずか0.1%増<22年度健康食品通販売上高ランキング> 機能性、表示規制強化で低迷、上位50社、6000億円突破も成長小幅
2023年 8月31日 12:00
2017年11月 9日 13:29
一部店舗には方針を伝えた。同社が店舗に説明した内容によると、SEOの評価が低迷しており、スマホ向け商品ページへの外部流入が減少傾向にあるほか、店舗の商品ページにジャバスクリプトが使われたことなどが原因で「購入ボタンが押せない」といった問い合わせがユーザーから多数来た事例もあったという。さらに、こうしたカスタマイズはセキュリティー面でも不安もある。
新デザインでは、スマホ画面をスクロールしても最上部にリンクが表示される「フローティングアンカーリンク」を設置し、商品情報や店舗情報、レビューにアクセスしやすくするほか、店舗名を記した大きなバナー上部に配置、店舗内を回遊しやすくする。また、商品情報の読みやすさも改善した。新機能も追加し、最終的にはスマートフォン版楽天市場と楽天市場アプリの画面デザインを統一する。
また、現状のRMSには、スペースを大量に入力することで、本来は禁止されている「link」「script」「iframe」といったタグが使えるようになるバグがある。バグを利用することで、商品説明をリッチにしたり、外部企業が提供している販促ツールをページ内に表示させたりしている店舗がある。特にユーザーの性別や年代にあわせた商品やバナーを効果的に提案できる「にぎわいツール」は人気がある。こうした独自コンテンツをスマホ向けページに差し込んだり、クーポン獲得など独自のフローティングコンテンツを用意したり、既存コンテンツのデザインを上書きして、豪華な画面にしたりといったカスタマイズが目立ったという。
アプリからアクセスした場合でも、ページ内のリンクを押すことでスマホ向けページを表示させることができるため、ページをカスタマイズすることで、店舗内の回遊性を高めていた店舗もあったようだ。そのため「タグの除去などの修正はそこまで手間はかからないが、バグを活用していた店舗はコンバージョン率に影響が出るかもしれない」(あるネット販売コンサルタント)という。
今後はHTMLタグの入力制限を厳密に行うようにする。新たに不許可タグが入力できなくなるほか、すでに利用している場合は禁止タグの修正が必要になる。修正期間は今年4月~7月まで。スマホ向けページの新デザインは7月からスタートする予定。
楽天では「ショップページの改善方針は、アプリ、スマホ版、パソコン版を含めて、多様性と統一性のバランスをとったページ構築を可能にしたいと考えている」(EC広報課)としている。また、今年下期には複数の新機能をアプリへも展開し、アプリ上の表現性の向上を図る計画。