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ベータ・ジャパン 2店舗同時に日本初出店、発見と体験重視の接客、区画料金だけで出品可能

2020年 7月30日 07:30

 b8ta Japan(ベータ・ジャパン)は8月1日、ベータの日本初進出となる実店舗を新宿マルイ本館1階(画像(上))と有楽町電気ビル1階に2店舗同時オープンした。

 サンフランシスコで創業したベータは体験型小売店を米国中心に展開して注目を集めている。「リテール・アズ・ア・サービス(サービスとしての小売り)」と呼ばれるソリューションを提供。店舗内の区画をさまざまなブランドに定額で貸すことで実店舗への出店を手軽にするとともに、販売を主目的にせず、発見と体験を重視した接客を行う。また、入り口のデモグラフィックカメラや天井のAIカメラを通じて来店客の店内行動をデータ化して出品企業にフィードバックする。

 オンライン市場の激化に伴ってオフラインで差別化を図りたいニーズがある一方、実店舗はコスト高となるが、ベータでは1区画(約60センチ×40センチ)当たり月額30万円前後で、店舗運営に必要な販売員の手配やトレーニング、シフト管理、在庫管理、物流支援、POSを付帯サービスとして提供。接客に伴う売り上げも全額出品企業のものとなるのが特徴だ。

 日本展開に際しては丸井や三菱地所、カインズが米ベンチャーキャピタル(VC)に出資。同VCと米ベータの合弁でベータ・ジャパンを設立している。

 両店では海外の最新ガジェットやD2Cブランドのコスメ、ファッション、フードなど145点以上を扱い、日本初進出の商品やサービスも試すことができる(画像(下)は有楽町店での接客イメージ)。未発売の展示品などもあるが、約85%の企業が販売しており、店頭や出品者のECでも購入可能だ。

 新宿店(面積122平方メートル)には1室、有楽町店(同256平方メートル)には3室の中規模区画に仕切られた半個室スペースを設置。他の出品エリアとは異なってブランドが独自に壁面装飾や什器などを設置でき、ブランドの世界観を体現する空間として展開できる。

 コロナ禍もあって今後の店舗展開の詳細については明らかにしていないが、「今回の2店舗でしっかり地固めし、その後、主要都市に出店していきたい」(北川マネージャー)とする。
 
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