「政府備蓄米の放出でスーパーやEコマースでようやく安価な米が購入できるようになった。ただ、店頭に行って長い行列に並んだり、ウェブを利用できない方々もいる。そういった意味で簡単に注文できるテレビショッピングで販売する意義があると考えた」。通販専門放送局を運営するQVCジャパンが同局のテレビショッピングで紹介、販売する政府備蓄米が顧客から好評という。
同社は「日本の食卓の中心で大切な米が品薄となり、また値上がりしてしまい、お客様が大変お困りになっている。社会の安心と日常の充実に貢献したいという想いから、政府備蓄米を販売しようと考えた。お客様にとって身近なテレビショッピングだからこそ役に立てることがあるはず」(伊藤淳史CEO)との考えのもと、急遽、米の年間取扱量が1000トン以上1万トン未満の小売事業者などを対象とした政府備蓄米の売り渡しの随意契約を行うこととして令和3年産の備蓄米1000トンの備蓄米を調達することになった。
政府備蓄米の販売について社会的な意義などから号令をかけ、陣頭指揮を執った伊藤CEOによると「政府としても短期間で放出の意思決定をしたため、スケジュール通りに保管倉庫から備蓄米を我々の倉庫へ出してもらうのも難しい状況でまた、調達する米は玄米の状態のため、精米する必要があり、精米所の手配が大変だったことなど実際に政府備蓄米を販売するまでに困難なこともあった」とするが、「取引先からの協力と、私を含めてお米でお困りの多くのお客様のために当社一丸となって短期間で何とか問題を調整してやり遂げることができた」とする。
まずは6月20日から同局で番組と番組の間に放送する2分程度の告知枠を使って、政府備蓄米を販売することを視聴者にPRする取り組みを開始し、6月23日からまずは同社通販サイトに備蓄米の専用ページを設けて、「QVC『お米おかわり!』令和3年産備蓄米5kg」という商品名で税込1944円でネット販売をスタートした。EC展開に並行して、主力販路であるテレビ通販でも7月からテレビ通販でも販売を開始。7月1日から毎日、午後2時から放送の複数商品を紹介する「お昼はチェッQ!ワクワク14」と午後8時から放送の「毎日がサプライズ!ドキドキ20」の中で4分程度、政府備蓄米を紹介。また、水曜日の午前10時から放送の食品を紹介する「朝倉美穂の三ツ星キッチン」と午後3時から放送の複数商品を紹介する「Q SELECTION」、木曜日の午前1時から放送の食品を販売する番組でも同じく4分程度、政府備蓄米を紹介している。
備蓄米の販売状況については「販売は極めて順調。販売開始当初は初回準備分を上回る注文を頂き一旦、注文受付をとめるほどだった。ウェブサイトの専用ページやテレビショッピングでも炊飯時に酒やみりんを入れるなど美味しく食べるための炊き方や、米にあうおかずなど付加情報を備蓄米の販売時に合わせて紹介していることもあり、実際に購入頂けたお客様から非常に好評。ウェブサイト上にもお客様のくちコミを一部、掲載しているが、『臭いも全く気にならないし美味しかったです』などその美味しさや、ようやく多少、備蓄米を販売することに対する感謝のコメントが多く寄せられており、手ごたえを感じている」(伊藤CEO)とする。なお、同社契約の政府備蓄米は精米・袋詰めなどが終わり次第、順次、顧客宅に発送中で7月9日現在、1万8416袋、92・3トンを出荷済みという。
今後、同社では調達分の1000トンを完売するまで今後もテレビショッピングを継続していく考え。また、通販サイト内の備蓄米専用ページでは開設当初から掲載している米の炊き方のコツや米購入に合わせて梅干しなど〝ご飯のおとも〟になる対象商品を一緒に購入した場合に当該商品の代金に充当できる500円分の割引クーポンを配布するなどの取り組みのほか、売れ筋のだしパックを使った炊き込みご飯のレシピ、政府備蓄米を購入した顧客からのくちコミの掲載、社内で実施した政府備蓄米の試食会での同社社員や幹部らによる味に関するコメントなどをまとめた動画、最新の出荷状況の掲載などコンテンツを充実させており、拡販を進めていくという。
伊藤CEOは「売り上げや儲けではなく、社会的に意義のある商品を積極的に販売していきたい。今回の政府備蓄米の販売で通常の商品選定とは異なる動きとスピード感で準備して数週間で販売までこぎつけられたという経験ができた。これをもとに今後も世の中の動きに対応して、即応できる体制を整えて、その時に求められるニースに迅速に対応していきたい」と意気込む。
「政府備蓄米の放出でスーパーやEコマースでようやく安価な米が購入できるようになった。ただ、店頭に行って長い行列に並んだり、ウェブを利用できない方々もいる。そういった意味で簡単に注文できるテレビショッピングで販売する意義があると考えた」。通販専門放送局を運営するQVCジャパンが同局のテレビショッピングで紹介、販売する政府備蓄米が顧客から好評という。
同社は「日本の食卓の中心で大切な米が品薄となり、また値上がりしてしまい、お客様が大変お困りになっている。社会の安心と日常の充実に貢献したいという想いから、政府備蓄米を販売しようと考えた。お客様にとって身近なテレビショッピングだからこそ役に立てることがあるはず」(伊藤淳史CEO)との考えのもと、急遽、米の年間取扱量が1000トン以上1万トン未満の小売事業者などを対象とした政府備蓄米の売り渡しの随意契約を行うこととして令和3年産の備蓄米1000トンの備蓄米を調達することになった。
まずは6月20日から同局で番組と番組の間に放送する2分程度の告知枠を使って、政府備蓄米を販売することを視聴者にPRする取り組みを開始し、6月23日からまずは同社通販サイトに備蓄米の専用ページを設けて、「QVC『お米おかわり!』令和3年産備蓄米5kg」という商品名で税込1944円でネット販売をスタートした。EC展開に並行して、主力販路であるテレビ通販でも7月からテレビ通販でも販売を開始。7月1日から毎日、午後2時から放送の複数商品を紹介する「お昼はチェッQ!ワクワク14」と午後8時から放送の「毎日がサプライズ!ドキドキ20」の中で4分程度、政府備蓄米を紹介。また、水曜日の午前10時から放送の食品を紹介する「朝倉美穂の三ツ星キッチン」と午後3時から放送の複数商品を紹介する「Q SELECTION」、木曜日の午前1時から放送の食品を販売する番組でも同じく4分程度、政府備蓄米を紹介している。
政府備蓄米の販売について社会的な意義などから号令をかけ、陣頭指揮を執った伊藤CEOによると「政府としても短期間で放出の意思決定をしたため、スケジュール通りに保管倉庫から備蓄米を我々の倉庫へ出してもらうのも難しい状況でまた、調達する米は玄米の状態のため、精米する必要があり、精米所の手配が大変だったことなど実際に政府備蓄米を販売するまでに困難なこともあった」とするが、「取引先からの協力と、私を含めてお米でお困りの多くのお客様のために当社一丸となって短期間で何とか問題を調整してやり遂げることができた」とする。
備蓄米の販売状況については「販売は極めて順調。販売開始当初は初回準備分を上回る注文を頂き一旦、注文受付をとめるほどだった。ウェブサイトの専用ページやテレビショッピングでも炊飯時に酒やみりんを入れるなど美味しく食べるための炊き方や、米にあうおかずなど付加情報を備蓄米の販売時に合わせて紹介していることもあり、実際に購入頂けたお客様から非常に好評。ウェブサイト上にもお客様のくちコミを一部、掲載しているが、『臭いも全く気にならないし美味しかったです』などその美味しさや、ようやく多少、備蓄米を販売することに対する感謝のコメントが多く寄せられており、手ごたえを感じている」(伊藤CEO)とする。なお、同社契約の政府備蓄米は精米・袋詰めなどが終わり次第、順次、顧客宅に発送中で7月9日現在、1万8416袋、92・3トンを出荷済みという。
今後、同社では調達分の1000トンを完売するまで今後もテレビショッピングを継続していく考え。また、通販サイト内の備蓄米専用ページでは開設当初から掲載している米の炊き方のコツや米購入に合わせて梅干しなど〝ご飯のおとも〟になる対象商品を一緒に購入した場合に当該商品の代金に充当できる500円分の割引クーポンを配布するなどの取り組みのほか、売れ筋のだしパックを使った炊き込みご飯のレシピ、政府備蓄米を購入した顧客からのくちコミの掲載、社内で実施した政府備蓄米の試食会での同社社員や幹部らによる味に関するコメントなどをまとめた動画、最新の出荷状況の掲載などコンテンツを充実させており、拡販を進めていくという。
伊藤CEOは「売り上げや儲けではなく、社会的に意義のある商品を積極的に販売していきたい。今回の政府備蓄米の販売で通常の商品選定とは異なる動きとスピード感で準備して数週間で販売までこぎつけられたという経験ができた。これをもとに今後も世の中の動きに対応して、即応できる体制を整えて、その時に求められるニースに迅速に対応していきたい」と意気込む。