ハルメクは、プライベートブランド(PB)を軸に顧客ニーズに沿った健康食品のラインアップを強化している。
同社の健康食品はアイテム数こそ多くはないものの、20年前から販売する「ハルメク 人参ジュース」など長く愛される商品を展開している。人参ジュースは雑誌「ハルメク」で健康に良い人参ジュースのレシピを紹介。その後に商品化したのが始まりで、他のカテゴリーと同様、顧客の声を重視して商品開発を行ってきた。
通販カタログ「ハルメク 健康と暮らし」では〝健康を育む食〟コーナーとして展開。「60代は食の充実と生活の充実がリンクしている方が多い」(伊東恭恵・健康食品マネジメント課長兼健康食品開発課長)とし、〝食べる楽しみは生きる楽しみ〟をコンセプトにおいしく栄養がとれることにこだわった商品をラインアップする。
一方、忙しい女性や食が細くなった年代の女性に向けては、いつもの食事を制限せずに手軽に賢く必要な成分を補えるサプリメントも展開している。
とくに顧客ニーズとして多いのが「一生自分の足で歩きたい」と「ボケたくない」の2大テーマ。前者については機能性表示食品で、ひざの悩みに特化した成分をしっかり摂取できる粉末食品の「ふっかるコラーゲン」を昨年3月にスタートして好評を得ている。
後者については機能性表示食品で、記憶力の維持をサポートする〝タキシフォリン〟配合のサプリ「記憶メンテ」(=画像)を8月上旬に販売開始したばかり。
「記憶メンテ」は、加齢による記憶力低下の一因として挙げられるアミロイドβの抑制に役立つ成分である植物由来のポリフェノール〝タキシフォリン〟を長年研究してきた東北大学の駒井三千夫名誉教授が商品設計監修した。
アミロイドβは40~50代から脳に溜まり、神経細胞の働きを悪くするため、〝脳のゴミ〟と呼ばれており、同社ではアミロイドβの蓄積を抑制する働きがあるタキシフォリンを記憶力対策の新成分として前面に打ち出す。
新商品は、まずは既存顧客に向けてカタログ通販などで提案。直近の「ハルメク 健康と暮らし」10月号では3ページにわたって商品を紹介している。
販促施策としては、同社としてはあまり実施しない初回定期半額キャンペーンを展開。初速としては販売数量ベースでほぼ計画通りという。年内にはテレビのインフォマーシャルや新聞広告のテストを始める方針で、好調な「ふっかるコラーゲン」と同様、1年後に累計2万人への販売を目標とする。
同社では、健康食品は既存のカタログ顧客にとどまらず、新規客へのアプローチを強める考えで、「記憶メンテ」についても記憶力対策の新成分を武器に新客開拓を進める。
今後の商品開発については、「お客様は健康に関する情報をたくさん持っているので、ご意見をしっかり聞きながら、期待値を超える提案をしていきたい」(伊東課長)としている。
ハルメクは、プライベートブランド(PB)を軸に顧客ニーズに沿った健康食品のラインアップを強化している。
通販カタログ「ハルメク 健康と暮らし」では〝健康を育む食〟コーナーとして展開。「60代は食の充実と生活の充実がリンクしている方が多い」(伊東恭恵・健康食品マネジメント課長兼健康食品開発課長)とし、〝食べる楽しみは生きる楽しみ〟をコンセプトにおいしく栄養がとれることにこだわった商品をラインアップする。
一方、忙しい女性や食が細くなった年代の女性に向けては、いつもの食事を制限せずに手軽に賢く必要な成分を補えるサプリメントも展開している。
とくに顧客ニーズとして多いのが「一生自分の足で歩きたい」と「ボケたくない」の2大テーマ。前者については機能性表示食品で、ひざの悩みに特化した成分をしっかり摂取できる粉末食品の「ふっかるコラーゲン」を昨年3月にスタートして好評を得ている。
後者については機能性表示食品で、記憶力の維持をサポートする〝タキシフォリン〟配合のサプリ「記憶メンテ」(=画像)を8月上旬に販売開始したばかり。
「記憶メンテ」は、加齢による記憶力低下の一因として挙げられるアミロイドβの抑制に役立つ成分である植物由来のポリフェノール〝タキシフォリン〟を長年研究してきた東北大学の駒井三千夫名誉教授が商品設計監修した。
アミロイドβは40~50代から脳に溜まり、神経細胞の働きを悪くするため、〝脳のゴミ〟と呼ばれており、同社ではアミロイドβの蓄積を抑制する働きがあるタキシフォリンを記憶力対策の新成分として前面に打ち出す。
新商品は、まずは既存顧客に向けてカタログ通販などで提案。直近の「ハルメク 健康と暮らし」10月号では3ページにわたって商品を紹介している。
販促施策としては、同社としてはあまり実施しない初回定期半額キャンペーンを展開。初速としては販売数量ベースでほぼ計画通りという。年内にはテレビのインフォマーシャルや新聞広告のテストを始める方針で、好調な「ふっかるコラーゲン」と同様、1年後に累計2万人への販売を目標とする。
同社では、健康食品は既存のカタログ顧客にとどまらず、新規客へのアプローチを強める考えで、「記憶メンテ」についても記憶力対策の新成分を武器に新客開拓を進める。
今後の商品開発については、「お客様は健康に関する情報をたくさん持っているので、ご意見をしっかり聞きながら、期待値を超える提案をしていきたい」(伊東課長)としている。