「ティックトックショップ」開始から半年。ライブコマースはどれだけ訴求力があるのか。おからを原料とした健康食品の開発・販売を減量手掛けるオカラテクノロジズでは、おからクッキーブランド「OKARAT(オカラット)」の「真面目なおからクッキー」が、TikTok Japanが主催する「TikTokトレンド大賞2025」のヒットアイテム部門賞を受賞した。山内康平代表取締役(=写真(右))と、ライブ動画に出演する神戸敏子工場長に、出店の背景や現状を聞いた。
◇ ——ティックトックショップに出店した理由は。
山内康平代表取締役(以下、山内)「2022年2月に創業し、EC事業を開始した。ただ、すでにアマゾンや楽天市場、さらにはインスタグラム、ティックトックも広告費が高騰しており、かなり厳しいなと思いながら事業を展開していた。ティックトックショップは、当社にとって採算が合いやすいプラットフォームだと思う」
——ティックトックショップなら広告費が抑えられる。
山内「というよりも、ライブ配信が自分たちのオウンドメディアになる点が大きい。広告費をかけずに商品の魅力を伝えることができる」
——売れ始めたのはいつ頃。
山内「昨年7月後半に初めてのセールがあり、商品の開発背景や製造過程を紹介した動画の再生数が一気に跳ねた。現在は1400万回再生まで伸びている」
——転換率は高いのか。
山内「ライブ配信は比較的高く、普通の動画は内容によってまちまち。これまで、通販サイトのアクセス数を増やそうとしたらSEOに注力する必要があるが、動画の量を増やせば増やすほどアクセスが担保できるという点が大きかった」
——予想外の成果は。
山内「当社は現地の工場でライブ配信を行っているが、ライブ中に商品が売れるとベルなどの音を鳴らしている。それが工場中に響くので、作業をしている人たちも『売れてるんだ』となり、やる気にもつながる。また、工場長が顧客の声を現場の人たちに伝えており、そこもやりがいにつながっている」
——成功の要因をどう分析する。
山内「クリエイターに動画を投稿してもらうことも大事だが、何より自身の軸がしっかりしていることが大切。『オカラットは無添加』『おいしさを追求している』『身体に良い』という点を、いろいろな動画で自分たちが発信しているので、クリエイターも真似しやすい。自分たちできちんと軸を作り、コンテンツを発信したことが大きかった」
——配信頻度は。
山内「1日1回、もしくは2回」
——今後はティックトックショップ内での競争激化も予想されるが、もっと売り上げを伸ばしていくための施策は。
山内「人気クリエイターとのコラボレーションを積極化している。具体的には、クリエイターもクリエイターのファンも喜ぶような内容、例えばクリエイターの誕生日にドッキリを仕掛けたり、オリジナルセットにメッセージカードを付けたり。他のプラットフォームにはないような、面白さやエンターテインメントを出すことで喜んでもらい、当社のファンにもなってもらいたいと思っている」
——ライブ配信のコツは。
神戸敏子工場長(以下、神戸)「配信時のパートナーがコメントを全て拾ってくれるので、それに答えるのが基本。また、作っている商品の原材料を伝えたり、おいしさを追求していることをアピールしたり、『添加物を使っていない』『グルテンフリーである』など、視聴者が望んでいる情報を発信している」
——どんな事業者がティックトックショップに向いていると思うか。
山内「行動が早くて行動量が多い事業者。ティックトックショップは短期間でトレンドが変わるので、例えば3カ月間作戦を練っていたら出遅れてしまう。現状が行き詰まっているから何かをしたいという事業者は、クオリティーがあまり高くなくても、すぐにチャレンジすれば何かしらの成果につながると思う」
——この半年間でもトレンドは変わっているのか。
神戸「売れ筋がかなり変わっている」
——ティックトックショップ専用商品も作っている。
山内「毎月1〜2商品は作っている」
——今後やりたいことは。
山内「3つある。1つ目は顧客との商品開発について、もっと体系化したい。2つ目はクリエイターとのコラボの拡張だ。3つ目としては、思いも寄らない取り組み。例えば、当社は宮崎市に本社があるが、ふるさと納税の返礼品に挑戦したい。ライブ配信なら思いを伝えやすいのではないか」
——ティックトックショップに出店した理由は。
山内康平代表取締役(以下、山内)「2022年2月に創業し、EC事業を開始した。ただ、すでにアマゾンや楽天市場、さらにはインスタグラム、ティックトックも広告費が高騰しており、かなり厳しいなと思いながら事業を展開していた。ティックトックショップは、当社にとって採算が合いやすいプラットフォームだと思う」
——ティックトックショップなら広告費が抑えられる。
山内「というよりも、ライブ配信が自分たちのオウンドメディアになる点が大きい。広告費をかけずに商品の魅力を伝えることができる」
——売れ始めたのはいつ頃。
山内「昨年7月後半に初めてのセールがあり、商品の開発背景や製造過程を紹介した動画の再生数が一気に跳ねた。現在は1400万回再生まで伸びている」
——転換率は高いのか。
山内「ライブ配信は比較的高く、普通の動画は内容によってまちまち。これまで、通販サイトのアクセス数を増やそうとしたらSEOに注力する必要があるが、動画の量を増やせば増やすほどアクセスが担保できるという点が大きかった」
——予想外の成果は。
山内「当社は現地の工場でライブ配信を行っているが、ライブ中に商品が売れるとベルなどの音を鳴らしている。それが工場中に響くので、作業をしている人たちも『売れてるんだ』となり、やる気にもつながる。また、工場長が顧客の声を現場の人たちに伝えており、そこもやりがいにつながっている」
——成功の要因をどう分析する。
山内「クリエイターに動画を投稿してもらうことも大事だが、何より自身の軸がしっかりしていることが大切。『オカラットは無添加』『おいしさを追求している』『身体に良い』という点を、いろいろな動画で自分たちが発信しているので、クリエイターも真似しやすい。自分たちできちんと軸を作り、コンテンツを発信したことが大きかった」
——配信頻度は。
山内「1日1回、もしくは2回」
——今後はティックトックショップ内での競争激化も予想されるが、もっと売り上げを伸ばしていくための施策は。
山内「人気クリエイターとのコラボレーションを積極化している。具体的には、クリエイターもクリエイターのファンも喜ぶような内容、例えばクリエイターの誕生日にドッキリを仕掛けたり、オリジナルセットにメッセージカードを付けたり。他のプラットフォームにはないような、面白さやエンターテインメントを出すことで喜んでもらい、当社のファンにもなってもらいたいと思っている」
——ライブ配信のコツは。
神戸敏子工場長(以下、神戸)「配信時のパートナーがコメントを全て拾ってくれるので、それに答えるのが基本。また、作っている商品の原材料を伝えたり、おいしさを追求していることをアピールしたり、『添加物を使っていない』『グルテンフリーである』など、視聴者が望んでいる情報を発信している」
——どんな事業者がティックトックショップに向いていると思うか。
山内「行動が早くて行動量が多い事業者。ティックトックショップは短期間でトレンドが変わるので、例えば3カ月間作戦を練っていたら出遅れてしまう。現状が行き詰まっているから何かをしたいという事業者は、クオリティーがあまり高くなくても、すぐにチャレンジすれば何かしらの成果につながると思う」
——この半年間でもトレンドは変わっているのか。
神戸「売れ筋がかなり変わっている」
——ティックトックショップ専用商品も作っている。
山内「毎月1〜2商品は作っている」
——今後やりたいことは。
山内「3つある。1つ目は顧客との商品開発について、もっと体系化したい。2つ目はクリエイターとのコラボの拡張だ。3つ目としては、思いも寄らない取り組み。例えば、当社は宮崎市に本社があるが、ふるさと納税の返礼品に挑戦したい。ライブ配信なら思いを伝えやすいのではないか」