通販新聞のコラム COLUMN
692件の記事があります。
2023年11月02日 10:35
ビッグモーターを支援?
ビッグモーターの経営を支援する候補企業の1社として一部報道で名指しされたQVCジャパン。「顧客接点を強化したい」ことが理由という。同社に確認したところ、「支援検討している事実はない」と否定した。 とはいえ、都内でのポップアップ店や展示会の開催、BS局で自社制作のバラエティ番組を放送したり、
2023年11月02日 10:35
ビッグモーターを支援?
ビッグモーターの経営を支援する候補企業の1社として一部報道で名指しされたQVCジャパン。「顧客接点を強化したい」ことが理由という。同社に確認したところ、「支援検討している事実はない」と否定した。 とはいえ、都内でのポップアップ店や展示会の開催、BS局で自社制作のバラエティ番組を放送したり、
2023年10月26日 10:25
再配達回避は進むか
宅配便受取の多様化が活発化しそうだ。政府が2024年問題に絡み、再配達を発生させない受取手段を選択した際のポイント付与を検討している。 多様化の一番手は、既に普及している置き配。コロナ禍で非対面の受取ができることで広まっている。置き配以外ではコンビニ受取もあげることができる。同受取は店頭窓
2023年10月19日 10:25
平常時の大型「商戦
クリスマスケーキやおせちの受注が本格化してくる時期だ。通販実施各社は競合がプロモーションを始める前に情報発信を強めている。予約の受け付け開始時期も年々早まる傾向にあり、一大商戦に成長したおせちは厳しい暑さが続いていた9月に受注を開始した企業も少なくなかった。 今度のクリスマスや正月休みは久
2023年10月12日 10:23
セールに思うこと
近頃は通販や実店舗で「セール」の文字を見ても心が躍らなくなってきた。 コスト増による物価高に慣れたせいか、セールと言えども「そこまで安くならないのでは」、「希望する商品は対象外だろう」との心理があるからかもしれない。気が付けば、購入する商品も食品や生活必需品が中心になった。嗜好品にも目を向
2023年10月05日 10:30
業界団体の役割
さくらフォレスト事件から波及した88件の根拠確認は2件を残し撤回の意向を示した。業界団体が水面下で各社に撤回を促したことも速やかな撤回意向の表明につながった。 根拠の妥当性には、多くの企業が不満を持つ。当初、多くは根拠が妥当とする主張を行ったが、消費者庁はこれに回答していない。撤回の表明は
2023年09月28日 10:32
新制度の中身は
「楽天市場」では来年6月、配送品質向上制度を導入する。配送品質が高い商品を優遇するもので、モール内検索の検索順位決定の要素に含める予定だ。 出店店舗は対応にてんやわんや。「いつでも出荷可能(年末年始と月1回の休業日除く)」という条件に対応するのは容易ではない。「最終的にはもっと条件を緩和し
2023年09月21日 10:24
届かない商品
某ECモールの大型セールで購入した商品が1週間経っても届かない。注文完了のメルマガの受信以降、店舗からの連絡を待つ日々だ。 思い出すのは「お客様に真摯に向き合う姿勢が重要」という食品宅配の幹部の言葉。CRMツールと自社スタッフによるメルマガを併用して”顔”が見える運
2023年09月14日 10:17
秋元康氏の実力は
総合通販の日本直販の株式の2割を著名な作詞家で音楽プロデューサーとして知られる秋元康氏の関係者が取得、秋元氏は総合プロデューサーにも就任する。 日本直販の親会社のギグワークスによると秋元氏が持つ知見やノウハウを活用することで営業施策やブランド構築面などの強化に寄与、日本直販の成長スピードを
2023年09月07日 10:36
働きやすい職場づくり
年々激化する若い人材の獲得合戦。賃金や就業時間などで高待遇を提示することはもちろん、最近は職場のレイアウトで最新トレンドを取り入れるアピールも増えている。 あるインテリアEC関連企業ではオフィス家具について、近年は従来型のデスクやチェアではなく、海外のデザイン商品も好まれるようになったとす
2023年09月07日 10:36
働きやすい職場づくり
年々激化する若い人材の獲得合戦。賃金や就業時間などで高待遇を提示することはもちろん、最近は職場のレイアウトで最新トレンドを取り入れるアピールも増えている。 あるインテリアEC関連企業ではオフィス家具について、近年は従来型のデスクやチェアではなく、海外のデザイン商品も好まれるようになったとす
2023年08月31日 10:26
推し活シニアに着目
ハルメクグループが7月に実施したシニアの推しに関する調査によると、推しがいるシニア女性は約半数で、そのうち推しにお金を使っているのは7割強、1人当たりの年間平均使用額は昨年より1万円以上増えて10万円を超えた。 推し活中のシニア女性は、推しのアーティストなどから活力や元気をもらい、ファン同
2023年08月24日 10:33
宅配便個数の落込み
ヤマトホールディングスは、今第1四半期において宅急便などの取扱数量が想定を下回る実績だった。コロナ収束で消費行動のリアル回帰により、EC需要の伸び悩みが影響したという。 コロナ特需の収束で通販市場が落ち着きを見せているということのだろう。一方で宅配便各社は基本運賃の値上げに踏み切っており、
2023年08月17日 10:12
消費低迷期の値上げ
4~6月の実質GDPが3四半期連続でプラス成長したとのニュースがあった。しかし、その内容は輸出の復調やインバウンドの拡大という外需頼みの結果となっている。 対照的に国内の個人消費は低迷が続く。通販市場でも、日本通信販売協会の会員企業による月次売上調査を見ると、この5、6月は前年比マイナスが
2023年08月03日 10:12
届出根拠確認の行方
さくらフォレストの処分をめぐる混乱が続いている。景品表示法で「根拠なし」とされたものについて、同一根拠で届出する多くの企業が「根拠あり」と主張している。 処分を下した表示対策課は、「個別事案における判断」として、今回の事案の提出根拠は否定したものの、他製品の同一根拠の妥当性には見解を示して
2023年07月27日 11:56
理不尽な処分
今月17日、通販新聞が運営するツイッターアカウントが突然凍結された。「プラットフォームの悪用とスパムを禁止するルールに違反している」という理由だ。 もちろん、全く思い当たる節がない。このアカウントでは、通販新聞ウェブサイトに掲載された記事を紹介しているだけで、スパムと判断されるようないわれ
2023年07月20日 10:18
中心人物退任の意味
売上拡大より利益へ仮想モールの方針を転換したZホールディングス。販促費の抑制により売上が伸び悩み、今後を不安視する出店者も少なくない。一方で10月のヤフーとLINEらとの統合以降、新たな販促策の実施を示唆していることから巻き返しに期待する声も聞かれる。 そんな中、「eコマース革命」以降のEC
2023年07月13日 10:06
補完脱し収益追求
イオンの倉庫型ネットスーパーが始動した。AIやロボティクスを駆使し受注件数を最大化する。他方、イトーヨーカ堂も倉庫型モデルへと再編している。 大手GMSの店舗出荷型のモデルは店舗売り上げの補完が目的で、出荷件数に限界があった。消費者の宅配需要が高まる中、販売機会の損失になっていた。
2023年07月06日 10:40
AIモデルの可能性
ファッション通販サイトの商品ページにAIモデルを活用する事例が出始めている。 実在するモデルではなくAIで生成することにより、競合とかぶることなく自社ブランド専属のモデルを着用画像に使用できるため、ブランディングの観点や、ささげコストの削減、リードタイム短縮などが見込まれるという。
2023年06月29日 10:37
協業発表への驚き
先日、日本郵政グループとヤマトグループが、協業を行うことを突如発表した。会見当日の囲み取材でも記者から触れられていたように、以前までの対立の経緯などを知っている関係者からすれば、今回の発表に驚いたという向きも少なくないだろう。 協業の背景には当然、「2024年問題」がある。言い換えればこう
2023年06月22日 10:48
異例の政令改正
クロスセル・アップセル規制が強化される。消費者庁は、改正特商法に併せ、政令を改正。「広告商品以外」の商品提案を電話勧誘販売とする規制の対象をテレビや新聞にまで広げた。通販として販売する場合、放送内で提案商品を告知する必要がある。 規制はファーマフーズなど一部企業の強引な定期提案が原因とされ
2023年06月15日 10:14
万全の攻撃対策を
「ランサムウエア」の攻撃を受ける企業が増えており、連日被害が報道されている。通販関連でも、カウネット親会社のコクヨがランサムウエアの被害に遭い、カウネットにおいても商品の配送遅延などの影響が出たという。 社労士業務支援のクラウドシステムを提供するエムケイシステムでは、サーバーがランサムウエ