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ベルーナ、衣料品の店舗開設――カタログ商品扱う店は初

2011年11月17日 17:45

 ベルーナは11月3日、茨城県守谷市に衣料品の店舗を開設した。同社が主力とする、中高年女性向けのカタログで扱う衣料品を揃えた店舗を出店するのは初めて。同社では新店舗を実験店と位置付けており、店舗で利益を確保できるビジネスモデルの確立を目指す。今期中にもさらに2店舗開設したい考えだ。

 守谷市のショッピングセンター「イオンモール守谷」に「ベルーナ」を出店した。店舗面積は約280平方メートルで、約7000種類の商品を揃えている。

 商品は1990~2990円と、安い価格帯のものを中心にラインアップした。ただ、カタログに掲載する商品をすべて扱っているわけではないことから、購入客には同社のカタログを渡し、通販サイトやカタログでのリピート購入を促す。

 今後は店舗単体で利益を確保できるようにするほか、店舗と通販のシナジーを生み出せる体制の構築を図る。

 同社の今中間期は、化粧品や健康食品などの専門通販に広告費を投下したことで、前年同期比では減益となった。

 化粧品のオージオの固定客(継続して購入する客)数は、前中間期の12万6000人から14万人に増加。一方、健康食品のリフレの定期客数は同19万5000人から26万3000人に増えた。今後もテレビや新聞・雑誌の露出を増やしたり、既存客へのアプローチを行ったりすることで、売上拡大を狙う。2012年3月期の専門通販事業の売上高は、前期比9・4%増の222億円、13年3月期の売上高は同15・8%増の257億円を計画している。

 海外展開も強化する。ワインの卸販売に加えて、健康食品の中国での展開を予定。将来的にはカタログも活用したい考えだ。中国だけではなく、ベトナムやタイなどへの進出も考慮する。

 総合通販事業では、資材の高騰と中国での人件費増加で、原価率が1ポイント悪化。直貿比率が約8%と低いことから、円高のメリットはなかった。ただ、資材の価格が落ち着いてきたことから、今期末の原価率は0・5ポイント増となる見込み。

 また、ソリューション事業では、物流関連の余裕が少ないことが、他社からの受託関連を伸ばす上でのネックになっていることから、新しい物流センターを埼玉県東松山市に新設する。広さは約11万5000平方メートルで、14年夏には稼働する予定。衣料品関連を新センターに集約することで、空いたスペースを受託関連で活用する計画だ。
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