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オンワード樫山 OMOストアの旗艦店開設、EC取り扱い商品の試着機能や接客予約などスタート

2021年 4月30日 12:30

 オンワード樫山は4月24日、実店舗とオンラインストアの融合を目指した新業態のOMOストア「オンワード・クローゼットストア」の旗艦店を、ららぽーとTOKYO―BAY(船橋市)に開設した(画像)。オンワードグループは中長期経営ビジョンで事業モデル改革に乗り出しており、OMOストアの推進は顧客目線に立った販売改革の重要な一手と位置付ける。

 



 当該店は、試着してから購入できる実店舗の利点と、幅広い品ぞろえが特徴のオンラインストアのメリットをかけ合わせ、通販サイトで扱う商品をブランドの垣根を越えて取り寄せ・試着・購入ができる「クリック&トライ」や、オンラインでも実店舗でもスタイリストを指名して接客を受けることができる「パーソナルスタイリング」など複数の新サービスを提供する。

 OMOストアは、4月10日にイオンモール羽生(埼玉県羽生市、売り場面積約198平方メートル)、同月17日にmozoワンダーシティ(名古屋市、同約231平方メートル)にオープンしており、まずは3店舗の利用状況などを見極めた上で今後の出店計画を判断していく方針だ。

 ららぽーとTOKYO―BAY店の売り場面積は約331平方メートルで、先行するOMOストアと同様にワーク、ホリデー、ウェルネスの3カテゴリーで展開。

 アパレル以外にもアロマや美容ケア・ヘアケア、文具、食品、食器、タオル、フェムテック商品など、消費者が”今、欲しい”と感じられる商品を幅広く扱っており、アパレル以外では他社商材も含めてセレクトする。

 グループのファッション通販サイト「オンワード・クローゼット」内などに「オンワード・クローゼットストア」専用サイトへの入り口を設けており、各種サービスを利用できる。

 「クリック&トライ」は昨年10月から既存ブランドの複数店舗でテストを行っており、4月末時点でOMOストア3店舗を含む全国73店舗で同サービスを提供している。大半がショッピングセンター内の店舗だが、岐阜高島屋や高知大丸といった百貨店のインショップも対象とする。

 同サービスは一部のブランドやセール品、先行予約商品などを除いて「オンワード・クローゼット」で扱うアイテムを店頭に取り寄せて試着してから購入できる。同社が展開するD2Cブランド「ハッシュ ニュアンス」やEC限定ブランドの「アンクレイヴ」、ウェブ限定レーベルの「KMKK」「アンフィーロ自由区」といった普段はECでしか買えない商品も試着できる。

 1回に取り寄せできるのは5点までで、決済せずに試着可能なため、気に入らなければ購入しなくてもいい。

 同社によると、「クリック&トライ」は来店のきっかけになるだけでなく、「商品に関心のあるお客様がサービスを利用するため購買意欲も高く、すでに何度も利用する方も出てきている」(前川真哉OMOストアカンパニー企画販売部門企画販売Div課長)という。

 「パーソナルスタイリング」サービスは、自宅に居ながら画面越しにスタイリストのアドバイスが受けられる「オンライン接客」と、OMOストア3店舗で直接スタイリングを受けられる「サロン接客」をオンライン上で予約できる。

 また、「オンワード・クローゼットストア」の公式インスタグラムでは毎週金曜日にさまざまなテーマでライブ配信を開催。動画を見て気になった商品はページ内の画像をクリックしてそのまま商品を購入したり、OMOストアに取り寄せて試着してから購入できる「スタイリングライブ」サービスも手がける。

 このほか、3Dcad技術を活用し、対象商品を体型に合わせてカスタマイズできるサービスや、オンワードリペアセンターと連携した洋服のお直しサービス、不要になった洋服を引き取ってリユース・リサイクルを行うサービスもOMOストアで展開する。

 
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