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ジーユー 店舗との連携さらに強化、EC比率は11%、2年前の約5割増

2021年12月 9日 10:30

 ジーユーは11月30日、事業説明会において2022年は購買体験の環境・仕組みづくりの一環として、ECと実店舗の融合を強化していくことを明らかにした。また、商品開発においては、ファッション性に加えて、「ジェンダーレス」「エイジレス」など多様性を意識した展開も進めていくという。

 同社の2021年8月期の売上収益は前年同期比1・4%増の2494億円となっており、全社売り上げに占めるECの比率は約11%。推定売上高で約270億円となり、2年前と比較して約5割増だった。

 ECの売り上げをけん引した商品軸は大きく2つある。一つがファッション・トレンド性の高いもので、情報に敏感な顧客がいち早くECを使って購入するもの。もう一つがすべての実店舗での展開ではなく、ECや一部店舗などで展開している限定品や特別サイズ商品だという。

 今年に関しては、コロナ禍でのEC化を受けて、利用者が拡大したこともあり、ECでのテコ入れを繰り返している。10月にはチャットボットサービスを「GUIQ」の名称に変更。注文・キャンセル、配送、返品・交換など顧客の困りごとに応じてIQが自動で回答するもので、その解答範囲を拡大している。

 11月には実店舗との連動強化として、従来のEC商品の店舗受け取りである「クリックアンドコレクト」に加え、アプリやスマホからの注文後、最短2時間で商品を受け取ることができる「ORDER&PICK」を全国約400店舗で開始している。

 22年については、国内で新規20店舗の純増拡大を計画しているが、その出店形態としては「都心部」、「郊外型のユニクロ併設型ロードサイド」、「地域有力商業施設」の3種類となっている。

 11月30日に開催した事業説明会において、柚木治社長(写真)は、今後の新店舗の方向性として、「EC、オムニとの関係も見ている」と説明。大型店では品ぞろえに注力しつつ、全ての商品を置くことができない標準店については、駅の近くなど生活導線上に開設して、EC商品を受け取りやすくすることを考えているとした。

 なお、全体の売り上げに占めるECの割合については将来的に30%まで拡大させていく計画。ECとリアルの連動をより深めていくことで、拡大を進める考え。

若年女性で男性服を選ぶことも

 そのほか、2022年の戦略として、春夏シーズンの商品開発についてはあらゆる人がファッションを楽しめるという観点から、ファッション性、実用性に加え、「ジェンダーレス」「エイジレス」など多様性に応えた商品ラインアップを強化する。同社によると、ゆったりした着心地を求めることなどから、若年女性が男性服を購入するケースが見られており、男性服の商品によっては半分近くを女性が購入しているケースもあるという。

 また、昨今は自分に似合う色「パーソナルカラー」がファッションに限らず、ヘアスタイルやメイクアップなどの場面で注目されていつことから、カラフルさを取り入れたラインアップも展開する。

 昨年の秋冬と同様に、芸能人を起用したスタイリングやビジュアルを採用するほか、自社のスタッフによるコーディネートスナップ、ライブコマースなどを通じて着こなしを提案していく予定。

 
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