偽造品「相乗り出品」訴訟でアマゾンが敗訴、3500万円の賠償命じる
2025年 5月15日 12:00
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原告は、医療機器の輸入、製造販売を行うトライアンドイー、同社製品の独占販売を行うエクセルプラン(同)。エクセル社は、アマゾンの通販サイト等を通じて販売していた。
判決は、アマゾンには、同一商品の〝相乗り出品〟について、偽造品の排除など適正な販売機会を維持する責任があると判断した。トライ社の藤井敬博社長は、「裁判官の良識ある判断で、アマゾンの義務が認められた。不正な出品により不公正な競争を強いられた。裁判は、プラットフォーマーと出品者が公正なリスクを持つ契約条項、消費者が安全に商品購入できるプラットフォームを提供させる目的がある」と話した。
トライ社とエクセル社は22年9月、約2億8000万円の損害賠償を求めて提訴した。販売するパルスオキシメーターは薬機法上、「特定保守管理医療機器」にあたり、取り扱いに専門知識、適正な管理が必要になる。製造販売は、品目別に認証を受け、都道府県知事等から販売業許可を取得する必要がある。
2社によると、コロナ禍に需要が高まったが、アマゾンのサイトで販売許可を持たない違法な出品が増加。「同一でない商品=偽造品」が、同じ商品ページに10分の1の価格で〝相乗り出品〟されたことで、エクセル社は、月1億円超あった売り上げが2カ月ほどで約60万円まで激減したという(21年)。レビューも悪化した。
商品を軸に複数の出品者が集約される「相乗り出品」は、アマゾンのプラットフォームの特徴の一つ。2社は裁判で、偽造品が表示されることで、正規の出品者は価格競争を強いられ、偽造品購入による被害などの弊害が起こるため、ページ構成を採用したアマゾンは、違法な相乗り出品に対処する必要性があると指摘した。相乗り出品者の販売資格の有無や偽造品かどうかを確認し、違法な出品を排除する義務や、合理的理由なく出品停止・削除しない義務があると主張していた。
アマゾンは、偽造品の確認など適正なシステム構築の義務を負わず、出品者の損害に対する損害賠償責任を負わないなどとする契約条項により免責されると反論。排除義務も適切に対処したとしていた。判決では、アマゾンが対応を怠ったとして、免責条項は無効と判断された。