消費者庁 除菌スプレー7社に処分、表示濃度大幅に下回る
消費者庁は12月9日、除菌スプレーを販売する7事業者に、景品表示法に基づく措置命令を下した。7事業者は、次亜塩素酸水やアルコールスプレーをアマゾンやヤフー、楽天などの大手モールに出店する形で販売。表示濃度を下回っているとして優良誤認と認定した。「自主的な監視を行っていると聞いている」(表示対策課)として、大手モールへの監視要請などは行っていない。
次亜塩素酸水の販売者は、アイビューティ、EVOLUTION、Knets、伝聞堂、ハームレス・スタイルこと川邊治、マインズワークスの6事業者。容器に貼付したラベルや、大手モールに開設したウェブサイトで販売していた。
表示では、次亜塩素酸水の濃度について「50ppm」、「200ppm」などと表示していたが、実際は表示濃度の10~20%の濃度だった。検出されないものもあった。
アルコールスプレーの販売企業は、マグファイン。販売する製品について「アルコール濃度65度」などと表示していたが、実際はこれを2割ほど下回る濃度だった。
消費者庁は、7事業者に表示の是正とともに、消費者への周知、再発防止策の実施を命じた。
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次亜塩素酸水の販売者は、アイビューティ、EVOLUTION、Knets、伝聞堂、ハームレス・スタイルこと川邊治、マインズワークスの6事業者。容器に貼付したラベルや、大手モールに開設したウェブサイトで販売していた。
表示では、次亜塩素酸水の濃度について「50ppm」、「200ppm」などと表示していたが、実際は表示濃度の10~20%の濃度だった。検出されないものもあった。
アルコールスプレーの販売企業は、マグファイン。販売する製品について「アルコール濃度65度」などと表示していたが、実際はこれを2割ほど下回る濃度だった。
消費者庁は、7事業者に表示の是正とともに、消費者への周知、再発防止策の実施を命じた。