ハルメクは10月8日、クリーム1個分の油分を溶け込ませた化粧水を開発し、カタログ通販と自社ECでの販売を開始した。同社はコスメを戦略商品カテゴリーに位置付け、同分野の事業戦略や商品開発、マーケティング・広告展開などすべてを統括するコスメ事業部を10月1日に発足しており、「ハルメク」読者以外の新規ユーザーの開拓にも力を注ぎ、化粧水の新商品をコスメ事業部の看板商品に育てていく。
ハルメクが新たに販売開始したのは、肌の乾燥やハリ不足に悩むシニア女性に向けて化粧水の濃密な浸透力とクリームの柔軟力を兼ね備えた「ハルメク 薬用ウォータークリーミィ化粧水」(画像=120ml・税込4299円)と、長時間うるおいをキープする「ハルメク 薬用パワーラッピングクリーム」(30g・同7480円)の2商品となる。
同社によると、50代以降の肌は水分だけでなく油分も激減するため乾燥が進み、肌は硬くなって成分が届きづらくなるという。
そこで、ハルメクでは化粧水に、大人の肌に欠かせないシュガースクワランやマカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、メドウフォーム油といった美肌成分を厳選してたっぷり配合するとともに、先端の乳化技術で油分をナノレベルまで細かくすることで、クリーム1個分の油分を均等に溶け込ませることに成功した。
さらに、ハリのない肌をピンとさせながら化粧水のうるおいを閉じ込めて、弾力が続く肌に導くクリームも同時開発。セイヨウネズエキスやラベンダーエキス、パイナップルセラミド、フランスカイガンショウ樹皮エキス、エクトインといったハルメク独自のスキンウェイク成分を配合しており、両商品はモニター調査でも「浸透力が期待以上」という評価を得て商品化した。
新商品は通販カタログ「ハルメク おしゃれ」の11月号と「ハルメク通販サイト」で販売を開始した。カタログでは8㌻を使って化粧水とクリームを特集。「夕方、感動!」をキャッチコピーに商品の特徴や先行モニターの声を掲載している。
カタログは雑誌「ハルメク」の定期購読者に届けているが、テレビや新聞広告を活用するほか、同社が展開する実店舗「ハルメク おみせ」でも商品を試せるようにするなど、新規ユーザーとの接点を強化する方針で、「新商品をコスメ事業の看板商品に育てていきたい」(金山博コスメ事業部長)とする。
EC展開については、「ハルメク通販サイト」の下層にコスメ専用サイトを来年1月頃に新設する予定なほか、コールセンターを軸にしたCRM体制を整備することで、競合の化粧品通販専業と戦えるようにしていく。
ハルメクのコスメ売上高は2025年3月期に約32億円だったが、戦略商品の開発・育成や販売チャネルの開拓による新客獲得、CRM体制の強化などにより、「コスメ事業で5年後に100億円を目標にしている」(金山事業部長)という。
ハルメクは10月8日、クリーム1個分の油分を溶け込ませた化粧水を開発し、カタログ通販と自社ECでの販売を開始した。同社はコスメを戦略商品カテゴリーに位置付け、同分野の事業戦略や商品開発、マーケティング・広告展開などすべてを統括するコスメ事業部を10月1日に発足しており、「ハルメク」読者以外の新規ユーザーの開拓にも力を注ぎ、化粧水の新商品をコスメ事業部の看板商品に育てていく。
同社によると、50代以降の肌は水分だけでなく油分も激減するため乾燥が進み、肌は硬くなって成分が届きづらくなるという。
そこで、ハルメクでは化粧水に、大人の肌に欠かせないシュガースクワランやマカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、メドウフォーム油といった美肌成分を厳選してたっぷり配合するとともに、先端の乳化技術で油分をナノレベルまで細かくすることで、クリーム1個分の油分を均等に溶け込ませることに成功した。
さらに、ハリのない肌をピンとさせながら化粧水のうるおいを閉じ込めて、弾力が続く肌に導くクリームも同時開発。セイヨウネズエキスやラベンダーエキス、パイナップルセラミド、フランスカイガンショウ樹皮エキス、エクトインといったハルメク独自のスキンウェイク成分を配合しており、両商品はモニター調査でも「浸透力が期待以上」という評価を得て商品化した。
新商品は通販カタログ「ハルメク おしゃれ」の11月号と「ハルメク通販サイト」で販売を開始した。カタログでは8㌻を使って化粧水とクリームを特集。「夕方、感動!」をキャッチコピーに商品の特徴や先行モニターの声を掲載している。
カタログは雑誌「ハルメク」の定期購読者に届けているが、テレビや新聞広告を活用するほか、同社が展開する実店舗「ハルメク おみせ」でも商品を試せるようにするなど、新規ユーザーとの接点を強化する方針で、「新商品をコスメ事業の看板商品に育てていきたい」(金山博コスメ事業部長)とする。
EC展開については、「ハルメク通販サイト」の下層にコスメ専用サイトを来年1月頃に新設する予定なほか、コールセンターを軸にしたCRM体制を整備することで、競合の化粧品通販専業と戦えるようにしていく。
ハルメクのコスメ売上高は2025年3月期に約32億円だったが、戦略商品の開発・育成や販売チャネルの開拓による新客獲得、CRM体制の強化などにより、「コスメ事業で5年後に100億円を目標にしている」(金山事業部長)という。