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ヤーマン、直販と卸で一斉販促、美容機器3商品、テレビ通販も計画

2010年 8月 5日 10:07

ヤーマン(本社・東京都江東区、山﨑貴三代社長)は今秋、新たに投入する3つの美容機器の販促に注力する。新商品用にイメージキャラクターを用意し、女性誌やウェブ広告への出稿を行うほか、通販や家電量販店などへの卸販売も展開。長尺と短尺のインフォマーシャルの放送も計画する。今秋冬シーズンで新商品3アイテムを合わせて、16万台の販売を計画する。
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9月1日から発売するのは「プラチナエステ」シリーズで、フォトフェイシャルとミストで乾燥をケアする小型美容機器「プラチナホワイトフォトミスト」と、アイケアが可能な超音波とイオン導入器「プラチナホワイトソニック」。浴室で使用可能なEMS痩身機「プラチナホワイトスリム」の3アイテム。

 9月1日の発売に合わせて、女性誌やウェブなどで広告を出稿し自社通販を実施。また、通販企業への卸販売ではOEMでオリジナルカラーを展開し差別化する。加えて、家電量販店やバラエティショップなどの店頭で一斉に販売を開始する。

 自社でのテレビ通販は29分と30秒、60秒のインフォマーシャルを計画する。内容は3人の外国人女性をイメージキャラクターに起用し「プラチナガールズ」として登場。リズミカルな歌と音楽に合わせて踊り、シリーズ3アイテムの特徴を紹介する内容とした。

 「プラチナガールズ」は女性誌やウェブ広告、家電量販店やバラエティショップなどにも活用し、新規顧客の開拓につなげていく考え。

 インフォマーシャルはCSやBS、地上波などで放送する予定。放送のスケジュールは「未定」(伊藤千保美取締役副社長営業本部長兼先端電子事業部長)とし、今後決定する方針。

 今秋冬シーズンで「ミスト」は3色で10万台の販売を計画。「ソニック」と「スリム」はそれぞれ3万台の販売を見込む。

 同社はこれまで通販卸で好調だった商品をテレビや雑誌などの自社通販で展開。その後、家電量販店への卸販売で販路を拡大するマルチチャネル戦略を実施してきた。

 今回の「プラチナエステ」シリーズで、新発売するミストは乾燥対策で訴求することから季節性があるため、従来の手法では販売機会の損失を招くと分析。また、今回の3アイテムは、プラチナゲルマローラーのシリーズ商品として位置付ける。累計150万台を販売したヒット商品の高い認知度を活かすことが可能と判断し、複数のチャネルで一斉に販促することにした。


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