アマゾンの2019年の日本の売上高、1.7兆円に
米アマゾン・ドット・コムが公表した前期(2019年12月)における日本の売上高は前年比15・7%増の160億200万ドルだった。同社が1月30日に米証券取引委員会に提出した年次報告書で明らかにした。同年の平均為替レート(108・9円)で円換算すると1兆7443億円となり、18年12月期の日本の売上高を円換算した数字(※同年の平均為替レート110・5円で計算)は1兆5281億円だったため、それとの比較では14・1%の増収となった。
米アマゾンが公開した日本の売上高はアマゾンによる直販分や仮想モール事業における手数料収入など日本のアマゾンの売上高となり、「マーケットプレイス」に出店・出品する他社の売り上げを含んだ日本のアマゾンの流通総額ではない。流通総額は明らかにしていないが、関係筋によると3兆円程度となっている模様。
同報告書では日本のほか、地域別の売上高も主要国のみ国別に公開しており、米国、ドイツ、イギリスの19年の売上高はそれぞれ1936億3600万ドル(前年比20・9%増)、222億3200万ドル(同11・8%増)、175億2700万ドル(同20・6%増)。米・独・英・日以外の地域の合計売上高は同27・0%増の311億2500万ドルとなっている。
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米アマゾンが公開した日本の売上高はアマゾンによる直販分や仮想モール事業における手数料収入など日本のアマゾンの売上高となり、「マーケットプレイス」に出店・出品する他社の売り上げを含んだ日本のアマゾンの流通総額ではない。流通総額は明らかにしていないが、関係筋によると3兆円程度となっている模様。
同報告書では日本のほか、地域別の売上高も主要国のみ国別に公開しており、米国、ドイツ、イギリスの19年の売上高はそれぞれ1936億3600万ドル(前年比20・9%増)、222億3200万ドル(同11・8%増)、175億2700万ドル(同20・6%増)。米・独・英・日以外の地域の合計売上高は同27・0%増の311億2500万ドルとなっている。