北国からの贈り物が民事再生で再建へ、負債額は約17億円

2026年04月15日 14:04

2026年04月15日 14:04

 海産物などのEC事業を手掛ける北国からの贈り物は4月8日付で、埼玉地方裁判所から民事再生手続開始の決定を受けた。負債額は約17億円で、食共創パートナーズをスポンサー候補として事業の再建をめざす。ふるさと納税事業とEC事業は堅調に推移しており今後も継続する。



 通販サイト「北国からの贈り物」を運営し、楽天市場やヤフー!ショッピング、アマゾンに出店。かになどの海産物や加工品などの北海道グルメを取り扱いっていた。99年に楽天市場に出店し、高い認知を獲得していた。帝国データバンクによると25年6月期の売上高は35億円だった。

 主力事業が堅調だったことから事業拡大を図るため、インバウンドの富裕層に向けて飲食や絵画、海外、旅行などの新規事業を開始していたものの、多額の投資に対し業績が好転せず採算が悪化。債務超過の状態に陥っていた。債権者数は申立時点で65人。

 スポンサー候補の食共創パートナーズは大手食品卸の中核企業の旭食品と、戦略・業務改革、支援を手掛けるINTLOOPの合弁会社。豊富な食品分野の投資実績を持つ。

 今後もふるさと納税事業とEC事業は継続する。再生手続開始以降に発生する売掛金は裁判所の監督のもと通常通りの支払いが可能とし、取引を継続する。


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