通販新聞とは
購読お申込み
広告出稿について
ご利用ガイド
お問い合わせ
記事カテゴリ一覧
特集
通販企業の動向
通販媒体の研究(紙・電波・店)
通販媒体の研究(インターネット)
通販関連団体・官庁の動き
フルフィルメント
通販企業の商品戦略
通販・ECノウハウを学ぶ
(専門家による解説記事など)
通販新聞のコラム
通販新聞電子版(PDF)
通販新聞電子版(PDF)
新規会員登録
ログイン
TOP
アバハウス ソウルドアウトと新ブランド始動 回収前提の服作りに挑戦へ
アバハウス
ソウルドアウト
RTC
サーキュラーエコノミー
アバハウス ソウルドアウトと新ブランド始動 回収前提の服作りに挑戦へ
2022年09月26日 09:06
Tweet
2022年09月26日 09:06
Tweet
アバハウスインターナショナルは9月
22
日、基幹のメンズブランド「アバハウス」と、デジタルマーケティングの支援などを手がけるソウルドアウトが協業し、〝サーキュラーエコノミー〟をコンセプトとしたファッションブランド「RTC(アールティーシー)」を立ち上げ、ブランド公式オンラインストアでの販売を始めた
。両社はパートナー企業の協力を得て、リサイクルを前提とした服作りに挑む。
ファッション業界は大量生産・大量廃棄による環境負荷が問題となっている。そうした中、ソウルドアウトが落ち綿や残反を綿に戻す「反毛」の技術に着目。反毛工場も減少していることから、環境配慮型ブランドの立ち上げが反毛技術の継承や地方創生などの貢献につながると考えた。
アバハウスとソウルドアウトは2019年にIT従事者向けのセットアップをクラウドファンディングサイトで展開した際にタッグを組んでおり、今回、ソウルドアウトの強い思いをサポートする形で、共同事業として衣服を再生する新ブランド「RTC」を立ち上げることになった。
「RTC」は廃棄を前提としないサーキュラーエコノミーの実現を目指すブランドで、購入後に不用になった商品を回収した後、反毛技術で再度、商品の原料に戻して新しい商品を作り出す。
回収後に裁断やリサイクルがしやすいよう、商品はすべて綿糸で縫製。ボタンやファスナーをなくすことで、反毛の際に手間となる部品の取り外しや素材別に仕分ける工程を省くことができるデザインで展開する。
第1弾としては、ユニセックス対応のTシャツ(税込8800円)とビッグTシャツ(同)、パーカー(1万8700円)、ノーカラージャケット(1万7600円)の4型を公式ECで販売開始した。
TシャツとビッグTシャツについては、月額1980円のサブスクプランを用意。着用済みのTシャツを専用の封筒に入れて返却すると、3カ月ごとに新品が届く。廃棄せずに服から糸に、糸から服へと何度でも甦る〝循環型のサブスクサービス〟を展開する。
今後は、「RTC」に共感し、サーキュラーエコノミーの実現を目指すファッション・ライフスタイルブランドを厳選したセレクトショップの展開も予定しているという。
なお、新ブランドでは、アバハウスは物作り、ソウルドアウトはECの運営やマーケティングを担う。商品企画は両社で行うほか、反毛技術を持つ製造パートナーには新内外綿、循環パートナーとしてBPlabが参画している。
前の記事へ
次の記事へ
そのほかの注目記事
FEATURED ARTICLE
OTHER
JALUXのモール出店数が順調に拡大、機内などリアルでの訴求も進む
〈快走するメルカリShops〉 新品扱うEC企業急増 食品や調理器具、家電に注目
「ヤフーショッピング」で父の日特集、売上1.8倍へ AIを活用 様々なコンテンツで提案奏功
〈活用進む「楽天事業承継アシスト ②」〉 優良店の譲渡スムーズに、〝ECの事業承継〟一般化へ
〈活用進む「楽天事業承継アシスト ①」〉 岩手の時計店が事業譲渡、売り手社長が全面サポート
カテゴリ一覧
投稿記事
特集
通販企業の動向
通販媒体の研究(紙・電波・店)
通販媒体の研究(インターネット)
通販関連の団体・官庁の動き
フルフィルメント
通販企業の商品戦略
通販・ECノウハウを学ぶ(専門家による解説記事など)
通販新聞電子版(PDF)
通販新聞のコラム
社説
DMプラザ
記者の目
ダウンロード商品
カートを見る
新規会員登録
お気に入り
ログイン
ホームに戻る
ファッション業界は大量生産・大量廃棄による環境負荷が問題となっている。そうした中、ソウルドアウトが落ち綿や残反を綿に戻す「反毛」の技術に着目。反毛工場も減少していることから、環境配慮型ブランドの立ち上げが反毛技術の継承や地方創生などの貢献につながると考えた。
アバハウスとソウルドアウトは2019年にIT従事者向けのセットアップをクラウドファンディングサイトで展開した際にタッグを組んでおり、今回、ソウルドアウトの強い思いをサポートする形で、共同事業として衣服を再生する新ブランド「RTC」を立ち上げることになった。
「RTC」は廃棄を前提としないサーキュラーエコノミーの実現を目指すブランドで、購入後に不用になった商品を回収した後、反毛技術で再度、商品の原料に戻して新しい商品を作り出す。
回収後に裁断やリサイクルがしやすいよう、商品はすべて綿糸で縫製。ボタンやファスナーをなくすことで、反毛の際に手間となる部品の取り外しや素材別に仕分ける工程を省くことができるデザインで展開する。
第1弾としては、ユニセックス対応のTシャツ(税込8800円)とビッグTシャツ(同)、パーカー(1万8700円)、ノーカラージャケット(1万7600円)の4型を公式ECで販売開始した。
TシャツとビッグTシャツについては、月額1980円のサブスクプランを用意。着用済みのTシャツを専用の封筒に入れて返却すると、3カ月ごとに新品が届く。廃棄せずに服から糸に、糸から服へと何度でも甦る〝循環型のサブスクサービス〟を展開する。
今後は、「RTC」に共感し、サーキュラーエコノミーの実現を目指すファッション・ライフスタイルブランドを厳選したセレクトショップの展開も予定しているという。
なお、新ブランドでは、アバハウスは物作り、ソウルドアウトはECの運営やマーケティングを担う。商品企画は両社で行うほか、反毛技術を持つ製造パートナーには新内外綿、循環パートナーとしてBPlabが参画している。