ブランドモ 会員制セールサイト開設、〝カワイイ〟切り口に限定品も展開
ブランドモは昨年12月15日、会員制のフラッシュセール(FS)サイトを開設した。ブランド品を限られた期間、会員だけにセール販売する通販サイトは日本でも認知度が高まりつつある。同社では女性の好む"カワイイ"商品を中心に販売し、高級路線で先行するギルトなどに対抗。まずはF1層の囲い込に取り組む(前号で既報)。
開設した会員制サイト「brandomo(ブランドモ)」では現状、アパレル商材の割合が高いが、将来的にはこれを半分以下に抑え、バッグや化粧品、サプリメントなど幅広いライフスタイルを提案する。
F1層向けをメーンとしたMD(商品政策)を組むものの、男性用の下着など女性がプレゼントとして購入する商品も早い段階でスタートする。
また、アーティストがデザインしたTシャツやiPhoneケースなど、「ブランドモ」限定アイテムも手がけ、割引販売しない商品を全体の3割程度にしたい意向。
各ブランドの販売時間は平日が午後9時、土日は午前中にスタートし、3日間限定で販売する。また、コミュニティー機能を活用して買い物以外の付加価値を提供し、会員のファン化を目指す。
ブランドモでは、日本のFS市場は2000億円規模の潜在需要があるとみている。ただ、現状では参入企業が少ないため、「まだまだ需要喚起できる」(クリスチャン・トーマ社長)とする。
同社では、11年3月までに現状の5万人から10万人の会員獲得を目標とし、売り上げ面では早期に損益分岐点に達したい意向だ。
なお、ブランドモはトリンプ・インターナショナル・ジャパン元社長のクリスチャン・トーマ氏が社長を務めており、ヨルグ・アウワンハマー副社長を含めた役員3人が出資して発足。現時点でベンチャーキャピタルなどは出資していない。
そのほかの注目記事FEATURED ARTICLE OTHER
開設した会員制サイト「brandomo(ブランドモ)」では現状、アパレル商材の割合が高いが、将来的にはこれを半分以下に抑え、バッグや化粧品、サプリメントなど幅広いライフスタイルを提案する。
F1層向けをメーンとしたMD(商品政策)を組むものの、男性用の下着など女性がプレゼントとして購入する商品も早い段階でスタートする。
また、アーティストがデザインしたTシャツやiPhoneケースなど、「ブランドモ」限定アイテムも手がけ、割引販売しない商品を全体の3割程度にしたい意向。
各ブランドの販売時間は平日が午後9時、土日は午前中にスタートし、3日間限定で販売する。また、コミュニティー機能を活用して買い物以外の付加価値を提供し、会員のファン化を目指す。
ブランドモでは、日本のFS市場は2000億円規模の潜在需要があるとみている。ただ、現状では参入企業が少ないため、「まだまだ需要喚起できる」(クリスチャン・トーマ社長)とする。
同社では、11年3月までに現状の5万人から10万人の会員獲得を目標とし、売り上げ面では早期に損益分岐点に達したい意向だ。
なお、ブランドモはトリンプ・インターナショナル・ジャパン元社長のクリスチャン・トーマ氏が社長を務めており、ヨルグ・アウワンハマー副社長を含めた役員3人が出資して発足。現時点でベンチャーキャピタルなどは出資していない。