全日空商事では、ANAグループ全体で連携した販促施策を強化しており、中でもインスタライブによる商品紹介が認知や販売機会の拡大につながっている。
同社ではANAの公式アカウントによるインスタライブを通じてブランドや商品認知の拡大を図っている。とりわけ、今上期に発売したアパレルブランド「チャンピオン」とのコラボ商品である「ボーイング777(通称トリプルセブン)」の30周年就航企画では、ロゴを使った半袖Tシャツやスウェットシャツについて、ANAパイロットにもゲストで登場してもらい紹介する内容でインスタライブを実施(画像)。配信中にはクーポンコードも提示して、ECへと誘導していった。結果的に複数の商品が売り切れとなるなどコメント投稿数も含めて大きな反響があり、1万人以上にリーチできたとしている。
元々、インスタライブはオリジナル商品を紹介することをメインに2カ月に1回程度のペースで配信を行っている。配信中は双方向のコメントによるライブ感を演出しながら期間限定のクーポンをフックに視聴者の購買意欲を高めている。
同社によると、当初、インスタライブはANAの広報チームと調整しながら、不定期の開催となっていたが、昨年度下期から定例開催となり、販促媒体としても確立できたという。「顧客の直接の反応が見られる唯一の媒体というところもあり、非常に手応えがある」(同社)と語る。
配信前には通販サイト上にポップアップで配信予定時間などを表示するほか、ANAの各種SNSでも当日の昼ごろに投稿で告知。特に前述のパイロットのようなANAの現職スタッフがゲストで登場する回は反響が大きくなるという。「一方通行の商品紹介だけにはならないように、内容を色々工夫している」(同)との言葉通り、商品をただ見せるのではなく、時には商品の人気投票企画を行ったり、クイズも出しながら顧客の声を積極的に拾うように意識している。
現在は商品数も絞りながら深く掘り下げる内容としており、顧客からの反応を随時確認しながらコミュニケーションを取るようにしている。基本的には直近の新商品を積極的に出すように構成。説明が必要な商品ほど、撥水加工や収納力などその機能性を訴求しやすく、動画との相性が高くなるとした。
そのほか、インスタライブ以外でのグループを通じた販促では、「ANA Mall」での月初のマイル特典企画や自社通販サイトで月半ばの3日間のクーポン企画をはじめ、月末のANAグループ全体の感謝祭「ANAにキュン!」など、マイル償還を促す企画をひと月の流れの中で行っている。
リピーターを増やすという点でも「ANAマイレージクラブ」からのファンの集客が鍵となるため、ANA関連のメルマガに合わせてシナリオメールによる企画告知も展開。
加えて、ANAクレジットカードの購入金額に応じて割引率を高めることで、受注単価を引き上げることにもつなげている。
グループ全体のリソースを活用することでマイルユーザーへの訴求力を高め、ANAファンの効果的な集客を図っていく考え。
全日空商事では、ANAグループ全体で連携した販促施策を強化しており、中でもインスタライブによる商品紹介が認知や販売機会の拡大につながっている。
元々、インスタライブはオリジナル商品を紹介することをメインに2カ月に1回程度のペースで配信を行っている。配信中は双方向のコメントによるライブ感を演出しながら期間限定のクーポンをフックに視聴者の購買意欲を高めている。
同社によると、当初、インスタライブはANAの広報チームと調整しながら、不定期の開催となっていたが、昨年度下期から定例開催となり、販促媒体としても確立できたという。「顧客の直接の反応が見られる唯一の媒体というところもあり、非常に手応えがある」(同社)と語る。
配信前には通販サイト上にポップアップで配信予定時間などを表示するほか、ANAの各種SNSでも当日の昼ごろに投稿で告知。特に前述のパイロットのようなANAの現職スタッフがゲストで登場する回は反響が大きくなるという。「一方通行の商品紹介だけにはならないように、内容を色々工夫している」(同)との言葉通り、商品をただ見せるのではなく、時には商品の人気投票企画を行ったり、クイズも出しながら顧客の声を積極的に拾うように意識している。
現在は商品数も絞りながら深く掘り下げる内容としており、顧客からの反応を随時確認しながらコミュニケーションを取るようにしている。基本的には直近の新商品を積極的に出すように構成。説明が必要な商品ほど、撥水加工や収納力などその機能性を訴求しやすく、動画との相性が高くなるとした。
そのほか、インスタライブ以外でのグループを通じた販促では、「ANA Mall」での月初のマイル特典企画や自社通販サイトで月半ばの3日間のクーポン企画をはじめ、月末のANAグループ全体の感謝祭「ANAにキュン!」など、マイル償還を促す企画をひと月の流れの中で行っている。
リピーターを増やすという点でも「ANAマイレージクラブ」からのファンの集客が鍵となるため、ANA関連のメルマガに合わせてシナリオメールによる企画告知も展開。
加えて、ANAクレジットカードの購入金額に応じて割引率を高めることで、受注単価を引き上げることにもつなげている。
グループ全体のリソースを活用することでマイルユーザーへの訴求力を高め、ANAファンの効果的な集客を図っていく考え。