IKホールディングスが韓国コスメの拡販図る 今中間期は前年比9%の増収

2026年01月28日 14:43

2026年01月28日 14:43

 IKホールディングスの子会社で化粧品の販売などを手掛けているフードコスメは1月15日、韓国・ソウル発スキンケアブランド「PINKWONDER(ピンクワンダー)」(画像)の日本総代理店として契約を締結した。韓国コスメ事業の拡大に向けて、新ブランドの開拓を強化している。


0128170901_6979c41d972a9.jpg 現在、IKグループでは大きく分けて食品、化粧品、雑貨の3ジャンルを取り扱っている。近年は売り切り型である雑貨類に関して売上高の連続性の観点で課題を感じており、年々、その構成比率を縮小。リピート型やストック型である食品と化粧品ジャンルを拡大することに舵を切っている。

 韓国コスメについてはその主力の一つになる商材と見込んでおり、今中間期(2025年6月~同11月)では、実店舗やオンラインなど全販路での売上高が前年同期比9.2%増の22億6000万円まで拡大した。新商品の発売やポップアップの実施、コンビニ販路の開拓などにより、増収となっている。

 前期の韓国コスメは前年比3割増であったため、伸び率では縮小したものの、長野庄吾社長は1月16日の決算説明会の中で「まったく悲観していない。単一ブランド・販路であれば心配だが12ブランドあり、販路も店舗・ECバ・ラエティショップ・百貨店などたくさんある」と説明。中長期的に見ると、市場自体が拡大しているため、短期的な一部の商品の落ち込みは影響がないとした。

 伸び率の回復に向けては新商品のリリースや新ブランドのさらなる開拓が鍵になると見ている。25年12月以降も主力ブランドから新商品を追加展開しており、近日中に現在の12ブランドから14ブランドまで拡大させる考え。

 ピンクワンダーについては、「ホホバオイル」(50mlで6800円)や「ホホババリアプラスクリーム」(同5800円)などを展開。自然由来成分の力を最大限に活かす処方設計や、環境に配慮したパッケージとリサイクル可能な素材などで訴求している。販路についてはマッシュビューティーラボが運営するセレクトショップの「Cosme Kitchen」や「Biople」の全国店舗のほか、通販サイトでも販売を開始している。

 なお、拡販に向けては、昨年10月に立ち上げたSNS広告事業会社でのマーケティングを活用する考えで、4000人のインフルエンサー会員によるSNS投稿を通じた商品体験動画などの拡散を図っていくとした。

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