消費者庁は6月29日、健康食品のECを行う高光製薬(藤原玲子社長)に対し、景品表示法のステルスマーケティング規制に基づく措置命令を下した。SNS投稿からの「画像」のみの転載をステマと判断した。
ステマ規制に多いのは、SNS投稿の企業サイトへの転載を対象にしたものだ。「PR」など広告であることが分かる表示がなければ問題になる。過去の処分例では、PR表記がなく、企業サイトに「元投稿へのリンク」を表示したものも処分対象になっている。今回は、「画像」の転載を問題にした。
高光製薬は、カルシウム等を配合した子供向けサプリメント「ノビルン」、「ノビルンC」の広告がステマと認定された。販促を目的に第三者の募集を行い、商品を無償提供した上で、第三者がSNSに商品画像等を投稿。投稿画像を企業サイトに転載した上で、「SNSでも大人気!」などと表示していた(=画像)。この際、広告であることを明示していなかった。
SNS投稿は、画像のみの転載だが、「大人気という表示、画像を併せて見た時に、企業の表示と認識しづらい」(表示対策課)としてステマと判断した。「画像」のみを転載した場合の判断は「全体印象から判断するため何とも言えない」(同)。優良誤認と異なるため、企業側が表示した「大人気」の根拠資料の提出などは求めていない。
高光製薬は、「ノビルン」シリーズをECで展開する。創業から11年に渡り事業展開。年間売上高は開示していないが、数億円とみられる。
今回の処分には藤原社長自らが対応した。処分の受け止めには、「投稿転載の際に広告であることが不明瞭になることを見落としがちになると説明を受けた。消費者庁のご判断に不服はありません。処分を厳粛に受け止めます」として、再発防止に向けて表示管理を徹底する意向を示した。業界関係者からは「行政処分に値する事案か疑問に思う」という声も聞かれる。
消費者庁は6月29日、健康食品のECを行う高光製薬(藤原玲子社長)に対し、景品表示法のステルスマーケティング規制に基づく措置命令を下した。SNS投稿からの「画像」のみの転載をステマと判断した。
高光製薬は、カルシウム等を配合した子供向けサプリメント「ノビルン」、「ノビルンC」の広告がステマと認定された。販促を目的に第三者の募集を行い、商品を無償提供した上で、第三者がSNSに商品画像等を投稿。投稿画像を企業サイトに転載した上で、「SNSでも大人気!」などと表示していた(=画像)。この際、広告であることを明示していなかった。
SNS投稿は、画像のみの転載だが、「大人気という表示、画像を併せて見た時に、企業の表示と認識しづらい」(表示対策課)としてステマと判断した。「画像」のみを転載した場合の判断は「全体印象から判断するため何とも言えない」(同)。優良誤認と異なるため、企業側が表示した「大人気」の根拠資料の提出などは求めていない。
高光製薬は、「ノビルン」シリーズをECで展開する。創業から11年に渡り事業展開。年間売上高は開示していないが、数億円とみられる。
今回の処分には藤原社長自らが対応した。処分の受け止めには、「投稿転載の際に広告であることが不明瞭になることを見落としがちになると説明を受けた。消費者庁のご判断に不服はありません。処分を厳粛に受け止めます」として、再発防止に向けて表示管理を徹底する意向を示した。業界関係者からは「行政処分に値する事案か疑問に思う」という声も聞かれる。