国センの危害・危険情報、25年度は5%増の1.5万件 「化粧品」は5%減少

2026年10月07日 17:08

2026年10月07日 17:08

 国民生活センターの25年度の危害危険情報は、前年度比5.3%増の1万5899件だった。このうち危害情報は同4.6%増1万3432件となり、最多の「化粧品」が減少した。危険情報は2467件で、同7.5%増加した。


 危害情報で最も多かった商品・役務は「化粧品」で、同5.0%減の2847件だった。「化粧クリーム」や「ファンデーション」が増加した一方で、「乳液」や「養毛剤」、「シャンプー」が減少した。

 被害者の内訳は女性が8割以上を占める。70歳以上が最多で855件となり、次いで60歳代が813件、50歳代が591件だった。危害内容は「皮膚障害」が93%を占め、「その他傷病及び諸症状」が5%となった。

 主な事例は「テレビショッピングを見て育毛剤を購入した。定期購入になっているが肌に合わないため解約したい」や「定期購入サイトでシミなどに効果があるという美容クリームを購入。使用後に湿疹が出た」、「店舗で購入した美容液を数回使用したところ、頬の下の部分が白斑状態になっていることに気がついた」などとする相談があった。

 「健康食品」は同24.5%減の1418件だった。サプリメントを含む「他の健康食品」が1182件で8割以上を占めた。「健康食品全般」が104件だった。「他の健康食品」や「酵素食品」、「善玉菌含有食品」がそれぞれ減少した。

 被害者の内訳は女性が約7割を占める。70歳代以上が最多で523件で最多となり、60歳代が374件、50歳代が278件と続いた。危害内容は「消化器障害」が786件で半数以上を占め、「消化器障害」と「その他傷病及び諸症状」がそれぞれ約2割を占有した。

 主な事例は「定期購入のダイエットサプリを飲んだところ皮膚障害が生じた。解約を申し出たところ4回受け取るまで解約できないと言われた」、「折り込み広告を見てダイエットサプリを電話注文したところ、お得といわれ1年コースを契約した。摂取後全身に湿疹ができた」などとする相談があった。

 危険情報で最も多かったのは「住居品」で618件となり、「電気ポット」や「電子レンジ」などについて「過熱・焦げ」に関する相談が多かった。「食料品」は325件で、「調理食品」や「菓子類」が上位となり、「異物混入」が多くみられた。

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