楽天の「楽天市場」 3980円で送料無料に、基準統一し流通総額増へ
2019年 8月 8日 15:30
この続きは、『通販新聞』のご購読者様のみ閲覧いただけます。
ご購読者様は、ログイン後すぐにウェブ上でこの続きを閲覧いただけます。

週刊通販新聞とは
わが国唯一の通販市場の週刊専門紙です。通信販売業界の健全発展推進を編集ポリシーとし、様々な情報を詳しくお伝え致します。
2019年 8月 8日 15:30
この続きは、『通販新聞』のご購読者様のみ閲覧いただけます。
ご購読者様は、ログイン後すぐにウェブ上でこの続きを閲覧いただけます。
わが国唯一の通販市場の週刊専門紙です。通信販売業界の健全発展推進を編集ポリシーとし、様々な情報を詳しくお伝え致します。
2025年 2月13日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 1月16日 12:00
2025年 2月 6日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2024年 9月19日 12:00
2023年 7月 6日 12:00
2025年 1月30日 12:00
2024年 3月14日 12:00
2023年 7月20日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 1月16日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 2月 6日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2024年 3月22日 12:00
2025年 1月30日 12:00
2024年 9月19日 12:00
2025年 1月16日 12:00
2025年 1月23日 12:00
2025年 1月30日 12:00
2025年 2月13日 12:00
2025年 1月23日 12:00
2025年 1月23日 12:00
2025年 2月 6日 12:00
2024年 3月22日 12:00
2024年 9月19日 12:00
2023年 7月20日 12:00
8月1日に横浜市内で開催された「Rakuten Optimism 2019」における、出店者向けイベントで、三木谷浩史社長が明らかにした。
同社では、2000億円かけて自社物流網を整備する計画で、すでに700億円を投資しているという。「皆さんの物流を根底から支えていきたい」(三木谷社長)としており、出店者の物流業務を請け負うサービス「楽天スーパーロジスティクス(RSL)」を拡大することで店舗をサポートしたい考えだ。
自社配送サービス「楽天エクスプレス」に関しても、RSL利用店舗の荷物出荷を開始するなど拡大しており、現在は人口カバー率30%だが、年末までに60%まで上げたい考え。将来的には80%まで高めていく。「(RSLは)店舗にとっては経済的にも有利だし、オペレーション面でも店舗運営に集中できる。ユーザーにとっては安心で早く、便利になる」(三木谷社長)。
送料に関しては、「ECサイトの送料満足度調査」において、ユーザーの64%が「購入額による送料無料ラインを設けることを望んでいる」という調査結果があることから、全店舗による統一ラインを決める。
来年2~3月にも新制度を導入する。3980円以下の送料無料ラインを設定することも可能。ポスト投函型や、160サイズ以下で発送できる商品が対象で、冷蔵・冷凍商品や大型商品は対象外となる。また、北海道、九州・沖縄、離島なども同一料金に設定する。例えば沖縄に配送する場合、2000円~3000円の中継料を徴収する店舗が多いが、同社では「ネット販売をメインストリームにするには必要な対応」(EC広報課)と説明する。
同社の今第1四半期における国内EC流通総額は、前年同期比13・3%増だった。これは「楽天トラベル」なども含んだ数字となるが、楽天市場単体でも送料を統一することで、これまでを上回る高い成長率を目指したい考えだ。
ただ、税込み3980円以上で送料無料ラインを設定している店舗が一定数いるため、このままの価格設定では採算が悪化する恐れもある。三木谷社長は「価格調整をしてもらった上で、とにかくユーザーにとって分かりやすくすることが重要だ」と強調した。
現在、RSLを利用して楽天の倉庫から出荷している荷物は楽天市場全体の10%(直販含む)。2年以内に同社が保有する倉庫から出荷する荷物の比率を50%まで高めたい考えだ。さらに、「他の仮想モールに出店している店舗など、在庫を全て当社に預けることが難しい店舗様への支援も検討」(EC広報課)し、集荷・持ち込みサービスを開始する。こうした店舗は楽天市場の出荷分を同社倉庫に預けることも可能になるという。なお、集荷・持ち込みサービスの料金設定は決まっていないが、「魅力的な価格となるよう検討している。決まり次第、案内する」(同)という。