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ステラ漢方 薬機法違反で略式起訴へ、社長交代しコンプライアンス強化

2021年 4月 8日 12:28

 ステラ漢方の従業員による薬機法違反事件は3月31日、大阪地検が従業員、法人としての同社を略式起訴した。近く罰金刑が科されるとみられる。広告違反行為は略式起訴となった一方、未承認医薬品の販売行為は、嫌疑不十分で不起訴処分になった。
 







 詳細について、ステラ漢方は「年度末の手続きで込み合っており、弁護士から正式に命令が出た段階で質問に回答すると言われている」としている。略式起訴となった広告違反は、薬機法第68条(未承認医薬品の広告の禁止)、不起訴処分となった販売行為は、同法第55条(無許可販売等)に関するものとみられる。

 略式起訴された従業員の佐野宏樹氏の在籍、社内対応には、「正式に命令が固まってから報告する」(同社)としている。昨年、佐々木拓道前社長に変わり、濵中正己氏が代表取締役社長に就任している。事件を受けた刷新としているが、交代の理由等は、「改めて報告する」(同)としている。

 ステラ漢方は、ホームページで事件の経緯を公表した。事件について、「お客様の信頼を損ねる自体に至ったこと、長年の取引実績があった広告代理店との関係に緊張感を欠いた部分があったことを認めざるを得ず、立件は痛恨の極み。お客様、取引先にお詫びする」などと謝罪した(=画像)。

 昨年8月から社内コンプライアンス体制の強化に取り組む。「適正な広告表示に関する社内教育、管理体制の強化に努め、信頼回復にまい進する所存」としている。

 再発防止策として、組織体制を見直し、社内に「コンプライアンス室」を設置した。同室が、広告出稿前の監査、代理店との契約内容の検証・確認を行う。また、広告出稿時における社内決済基準の見直し、強化を図る。民間の広告チェック企業など、外部機関による事前審査も行う。顧問弁護士との連携も強化し、コンプライアンス体制に関する定期的なミーティング、社内研修を行っていく。

 ステラ漢方は、19年9月から翌3月にかけて、「肝パワーE+」について、医薬品の承認を得ず、広告で「脂肪肝がお酒も食事も我慢せず正常値に」、「ズタボロだった肝臓が半年で復活」などと広告した。

 昨年7月に大阪府警が薬機法違反の疑いで関係者を逮捕。ステラ漢方従業員のほか、広告に関与していた代理店関係者など計6人の逮捕に至っていた。

 
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