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メルカリ 環境配慮の梱包資材配布、サステナブル施策の一環で

2021年 4月22日 13:00

 メルカリは4月19~30日の期間中、サステナブル関連のプロジェクトとして「学べる・広げる・届けるHAPPY EARTH DAY!」プロジェクトを実施している。

 4月22日の「アースデー」は、地球のことを考え、美しい自然環境に感謝するという日。欧米諸国ではすでに認知度の高い記念日となっており、今年はバイデン大統領が就任したことで、アメリカのパリ協定復帰が決定したことから、今年のアースデーに合わせて開催される気候変動サミットにも注目が集まっている。同社では「身近にできるエコな活動について考えるきっかけを提供したい」という思いから、アースデーを広めるためのプロジェクトを実施するという。

 4月19日にはワークショップ「Z世代と企業のサステナ提案」を開催。15~24歳が主な顧客層である「SHIBUYA109」と共同開催したもので、ワークショップでは環境意識の高いZ世代の顧客を募集、ゲストにはサステナビリティーに関心が高いモデルの長谷川ミラさんを招き、Z世代の価値観や環境に優しい活動について話し合ったほか、メルカリとSHIBUYA109が取り組むべき環境活動について、ディスカッションも行った。ワークショップで出たアイデアは実施を検討するという。

 19日のワークショップにあわせて行われた記者会見では、BrandingTeamManagerの上村一斗氏が「Z世代は未来の地球を狙う世代であり、エコフレンドリーな商品に対して、より高い価格を支払う傾向にあるという調査もある。多様な価値観を持つ人が集まって取り引きされるマーケットプレイスを作っていく上で、価値観の変化を捉えることは当社にとって重要と考え、こうしたワークショップを開催することになった。身近にできるエコな活動や、SDGsへの理解を深める機会を設けることで、循環型社会の実現を目指す」と述べた。

 19日からは、メルカリの公式ツイッターにおいて、アースデー」を身近に感じるためのキャンペーンを開始。「#身近なエコ探し」をハッシュタグとして、「マイボトルを持ち歩く」「長く使えるモノを買う」など、私たちにできるエコな活動を取り上げることで、サステナブルを身近に感じてもらうことを目的としている。期間中ツイッターで実施されるキャンペーンに応募した人の中から計30名に、繰り返し使用できる梱包資材「メルカリエコパック」をプレゼントする。

 19~30日の期間限定で、実店舗「メルカリステーション」全店舗で「エコを届けるメルカリ梱包資材(=画像)」を無料配布する。この梱包資材には、「最近耳にするSDGsとは」「アースデーとは」「身近なエコの例」といった、環境配慮について知ることができるコンテンツをデザインした。

 資材はFSC認証品。森林破壊や違法伐採といった環境・社会的なリスクの低い原材料が使われており、普段の暮らしのなかでこのラベルがついた製品を選ぶだけで、責任ある森林管理をしている林業者を応援し、世界の森を守ることに繋がるという。

 
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