テレビ朝日グループで通販事業を行うロッピングライフは10月13日から、プロレスラーの棚橋弘至選手の直筆サイン入りの純金メダルの販売を開始した。来年1月4日の試合を最後に引退する棚橋選手の姿をプリントした純金メダルを当日の引退試合のほか、デビュー戦やチャンピオン決定戦など過去の試合時の棚橋選手の姿を掲載した木製の専用ケースに入れてプロレスファンへ訴求する。同社では多くのファンを抱え、一定数の販売が見込める有名スポーツ選手のサイン入り商品の販売をここ数年強化しており、これまでも独自企画商品を販売するなどし、成果をあげている。棚橋選手の直筆サイン入り純金メダルもその一環。今後も「直筆サイン入り商品」の企画販売を強化していく考え。
〈通販新聞11月6日付 第2012号(2025年10月23日発行)8面〉
販売を開始した「棚橋弘至直筆サイン入り新日本プロレス引退記念純金メダル」は来年1月4日に東京ドームで開催する試合で選手を引退するプロレス団体である新日本プロレスリングに所属する人気選手で同社社長でもある棚橋氏の選手引退を記念し、ロッピングライフが新日本プロレスと独自に企画したメモラビリア(直筆サイン入り商品)で、メダル表面に決めポーズである「逸材ポーズ」をした棚橋選手の写真をプリント、裏面に新日本プロレスのシンボルマークである「ライオンマーク」を刻印した直径21mm、厚さ約0.6mm、約4gの純金(K24)製メダルと同メダルを収納し飾ることができる木製専用ケース(縦170mm、横170mm、厚さ36mm)をセットとした。
なお、同ケースには後楽園ホールで1990年10月10日に行われたデビュー戦や同団体の夏の一大リーグ戦「G1 CLIMAX」で優勝した両国国技館で15年8月16日に行われた試合などファンにとって印象深いという5つの試合における棚橋選手の様子をプリントしたほか、来年1月4日に東京ドームで行う予定の引退試合における棚橋選手の写真も掲載。当該写真に横には棚橋選手による直筆サインと同メダル購入者に向けた特別なメッセージを記載する。
同商品の価格は税込29万9800円。販売期間は10月13日から来年1月12日まで。完全受注生産で商品は来年4月中旬以降、順次、購入者に配送する予定。
「棚橋選手の純金メダル」の拡販のため、10月30日の午前3時35分からテレビ朝日で放送する月―土のレギュラー通販枠「ワカコさんとマサルくんのお宅は買わないの?」(22分尺、関東ローカル)で約13分をかけて紹介。棚橋選手も出演して引退試合への想いや同商品の特徴などについて説明、訴求する。来年1月まで月2~3回程度、同枠でリピート放送を行い、拡販を進める。
また、棚橋選手自ら商品の特徴などを説明、訴求する60秒尺のインフォマーシャルを制作。まずは10月13日にテレビ朝日が運営するCSデジタル放送「テレ朝チャンネル」で行う新日本プロレスの試合中継番組のCM枠で放送した。今後も同枠を中心にインフォマーシャルを放送するほか、テレビ朝日の系列局のCM枠等でも同インフォマーシャルを放送していく考え。なお、「テレ朝チャンネル」での同インフォマーシャル放送後、数件の受注が入るなど出足の受注は順調という。
引退試合が行われる来年1月4日に向けて、テレビでの拡販のほか、SNSでの発信やネット広告の出稿を積極化させ、100セット超の販売を目指したい考えとしている。
ロッピングライフでは一昨年に米大リーグで活躍する大谷翔平選手のサイン入りユニフォームを約60万円で深夜枠で販売したところ、予想を大きく上回る反響および売れ行きとなったことなどを受けて、メモラビリア企画の本格的な展開に乗り出し、24年にはメモラビリアでは初の同社独自の企画となる人気サッカー漫画「キャプテン翼」の原作者である高橋陽一氏が代表を務めるサッカーチーム「南葛SC」と共同で、同チームに所属する稲本潤一選手と今野泰幸選手の直筆サイン入りユニフォームと高橋氏の直筆サインのセットを高橋氏と稲本・今野両選手らが出演する通販番組で販売している。「棚橋選手の純金メダル」もロッピングライフの独自企画で同じテレビ朝日グループである新日本プロレスリングに呼び掛けて共同企画した。今後もファンなど特定層に訴求して一定の販売数、売り上げが期待できるメモラビリア企画を新日本プロレスを含めスポーツものを軸に強化、積極的に展開していく考えとしている。
メモラビリア強化の狙いは?
「ファンに望まれる商品を」
著名なスポーツ選手などの直筆サイン入り商品、いわゆるメモラビリアの展開を強化しているロッピングライフ。新たなメモラビリアとなる「棚橋選手の純金メダル」の企画の背景や今後のメモラビリアの展開などについて同社の商品事業部コンテンツグループ企画営業担当兼企画戦略部戦略グループ課長兼番組制作部プロデユーサ―の岡田愼士氏(=写真㊨)と商品事業部商品グループEC・商品開発チームリーダーの板橋忍氏に聞いた。
テレビ朝日グループで通販事業を行うロッピングライフは10月13日から、プロレスラーの棚橋弘至選手の直筆サイン入りの純金メダルの販売を開始した。来年1月4日の試合を最後に引退する棚橋選手の姿をプリントした純金メダルを当日の引退試合のほか、デビュー戦やチャンピオン決定戦など過去の試合時の棚橋選手の姿を掲載した木製の専用ケースに入れてプロレスファンへ訴求する。同社では多くのファンを抱え、一定数の販売が見込める有名スポーツ選手のサイン入り商品の販売をここ数年強化しており、これまでも独自企画商品を販売するなどし、成果をあげている。棚橋選手の直筆サイン入り純金メダルもその一環。今後も「直筆サイン入り商品」の企画販売を強化していく考え。
〈通販新聞11月6日付 第2012号(2025年10月23日発行)8面〉
なお、同ケースには後楽園ホールで1990年10月10日に行われたデビュー戦や同団体の夏の一大リーグ戦「G1 CLIMAX」で優勝した両国国技館で15年8月16日に行われた試合などファンにとって印象深いという5つの試合における棚橋選手の様子をプリントしたほか、来年1月4日に東京ドームで行う予定の引退試合における棚橋選手の写真も掲載。当該写真に横には棚橋選手による直筆サインと同メダル購入者に向けた特別なメッセージを記載する。
同商品の価格は税込29万9800円。販売期間は10月13日から来年1月12日まで。完全受注生産で商品は来年4月中旬以降、順次、購入者に配送する予定。
「棚橋選手の純金メダル」の拡販のため、10月30日の午前3時35分からテレビ朝日で放送する月―土のレギュラー通販枠「ワカコさんとマサルくんのお宅は買わないの?」(22分尺、関東ローカル)で約13分をかけて紹介。棚橋選手も出演して引退試合への想いや同商品の特徴などについて説明、訴求する。来年1月まで月2~3回程度、同枠でリピート放送を行い、拡販を進める。
引退試合が行われる来年1月4日に向けて、テレビでの拡販のほか、SNSでの発信やネット広告の出稿を積極化させ、100セット超の販売を目指したい考えとしている。
ロッピングライフでは一昨年に米大リーグで活躍する大谷翔平選手のサイン入りユニフォームを約60万円で深夜枠で販売したところ、予想を大きく上回る反響および売れ行きとなったことなどを受けて、メモラビリア企画の本格的な展開に乗り出し、24年にはメモラビリアでは初の同社独自の企画となる人気サッカー漫画「キャプテン翼」の原作者である高橋陽一氏が代表を務めるサッカーチーム「南葛SC」と共同で、同チームに所属する稲本潤一選手と今野泰幸選手の直筆サイン入りユニフォームと高橋氏の直筆サインのセットを高橋氏と稲本・今野両選手らが出演する通販番組で販売している。「棚橋選手の純金メダル」もロッピングライフの独自企画で同じテレビ朝日グループである新日本プロレスリングに呼び掛けて共同企画した。今後もファンなど特定層に訴求して一定の販売数、売り上げが期待できるメモラビリア企画を新日本プロレスを含めスポーツものを軸に強化、積極的に展開していく考えとしている。
メモラビリア強化の狙いは?
「ファンに望まれる商品を」
著名なスポーツ選手などの直筆サイン入り商品、いわゆるメモラビリアの展開を強化しているロッピングライフ。新たなメモラビリアとなる「棚橋選手の純金メダル」の企画の背景や今後のメモラビリアの展開などについて同社の商品事業部コンテンツグループ企画営業担当兼企画戦略部戦略グループ課長兼番組制作部プロデユーサ―の岡田愼士氏(=写真㊨)と商品事業部商品グループEC・商品開発チームリーダーの板橋忍氏に聞いた。