家電量販店大手のノジマの子会社でパソコンの製造販売を行うVAIOがAI(人工知能)を活用したテレビ通販を進めている。3月18日から放送を開始したノートパソコンのインフォマーシャルは出演者など全体の4割程度を生成AIを使用して作成、制作時間・コストを圧縮した。受注時もAI音声を活用して関連費用を抑えた。放送後の反応も通常のインフォマーシャルと比べてもそん色ないとし、上々な滑り出しを見せているようだ。出演者などを含めてAIを活用して制作したインフォマーシャルは珍しく、制作時間や制作費が圧縮できるという観点からも注目されそうだ。
VAIOはノジマ傘下でテレビ通販支援などを行うストリートと組んで、販売中のノートパソコン「VAIO F16」を訴求する120秒のインフォマーシャルを制作した。同インフォマーシャルでは同社の実在する社員の画像や音声をもとに生成AIでAIアバターである「吉田裕次郎」を作成し、進行役であるプレゼンターとしたほか、紹介する「VAIO F16」の特長の1つであるノートパソコンの開く角度が大きくなるほどキーボードにも角度が付き、操作がしやすくなるという特徴もAIによる背景生成とライティング調整で再現した。なお、商品の特長や価格など具体的な説明は訴求力などの観点からAI音声ではなく、人によるナレーションとしたほか、商品の堅牢性を証明するパソコンへの水かけ試験や加圧試験などのシーンは実写を使用するなど情報の正確さを担保しなければならない部分にはAIは使用していない。
当該インフォマーシャルの制作を担当したストリートによると、通常のインフォマーシャルの製作期間は3カ月程度かかるが、スジオ撮影やセット構成をAIによる背景生成やシーン合成に置き換えるなどインフォマーシャル全体の3〜4割程度をAIでの作成としたことで作成期間を短縮、約1カ月で制作できたという。また、制作コストも圧縮。通常、120秒のインフォマーシャルを制作する場合、2〜300万円程度かかるようだが、今回のようにAIを活用した場合は「通常の5分の1〜10分の1くらいの費用で作成できた」という。
3月18日から当該インフォマーシャルの放送を開始。パソコンの需要期である3月に集中して同日のBSフジでの放送を皮切りに、テレビ朝日、BS日テレ、BS‐TBSなど合計4局で同19、23、26、30、31日に合計8回放送する。レスポンスなどの成果についてストリートでは「実際に放送してからしっかりと(想定通りの)反応があり、(通常のインフォマーシャルと反応などは)そん色ない」としており、上々な滑り出しをみせているようだ。
また、今回は電話受注の対応にはAIが顧客の受注に対応するAI音声を本格採用した。ストリートでは1年前くらいから人によるオペレーターが受注を取り切れない際などにAI音声が対応する形では運用してきたが、今回のVAIOでは原則、すべての電話受注はAI音声が対応した。これにより、人手による受注対応と比較して人件費のほか、初期の教育コストなどを大幅に削減でき、結果としてトータルでの受注費の削減にもつながった。「VAIOではカラーを2色から選ぶなど受注時の案内も簡単でAI音声でも対応しやすいものだった。受注対応に関しても現状、問題なく対応できている」(ストリート)としている。
家電量販店大手のノジマの子会社でパソコンの製造販売を行うVAIOがAI(人工知能)を活用したテレビ通販を進めている。3月18日から放送を開始したノートパソコンのインフォマーシャルは出演者など全体の4割程度を生成AIを使用して作成、制作時間・コストを圧縮した。受注時もAI音声を活用して関連費用を抑えた。放送後の反応も通常のインフォマーシャルと比べてもそん色ないとし、上々な滑り出しを見せているようだ。出演者などを含めてAIを活用して制作したインフォマーシャルは珍しく、制作時間や制作費が圧縮できるという観点からも注目されそうだ。
3月18日から当該インフォマーシャルの放送を開始。パソコンの需要期である3月に集中して同日のBSフジでの放送を皮切りに、テレビ朝日、BS日テレ、BS‐TBSなど合計4局で同19、23、26、30、31日に合計8回放送する。レスポンスなどの成果についてストリートでは「実際に放送してからしっかりと(想定通りの)反応があり、(通常のインフォマーシャルと反応などは)そん色ない」としており、上々な滑り出しをみせているようだ。
また、今回は電話受注の対応にはAIが顧客の受注に対応するAI音声を本格採用した。ストリートでは1年前くらいから人によるオペレーターが受注を取り切れない際などにAI音声が対応する形では運用してきたが、今回のVAIOでは原則、すべての電話受注はAI音声が対応した。これにより、人手による受注対応と比較して人件費のほか、初期の教育コストなどを大幅に削減でき、結果としてトータルでの受注費の削減にもつながった。「VAIOではカラーを2色から選ぶなど受注時の案内も簡単でAI音声でも対応しやすいものだった。受注対応に関しても現状、問題なく対応できている」(ストリート)としている。