アマゾンジャパンが〝聴く読書〟の試聴カフェ開店、東京・渋谷で 新規利用者獲得へ

2026年06月03日 15:48

2026年06月03日 15:48

 アマゾンジャパンは、展開するナレーターや俳優・声優らが小説などを朗読した音声コンテンツ「オーディオブック」を配信するサービス「Audible(オーディブル)」を試聴できるカフェを5月25日から同31日までの7日間の期間限定で開店した。店内のすべての席にタブレット端末またはスマートフォン端末とヘッドフォンを用意。「オーディブル」の音声コンテンツを試聴できるようにした。


0604100105_6a20ce51bd2b4.jpg 「オーディブル」が試聴できるカフェ「Audibleカフェ」は東京・渋谷駅直結の東口地下広場内に構える「UPLIGHT COFFEE」と連携して開店。店内と店前のスペースあわせて43席すべてにヘッドフォンとアイパッドもしくはアイフォンを設置。各端末は「オーディブル」が用意するプランの内、月額税込1500円で対象のオーディオブックなどがすべて聴き放題となるプレミアムプランで利用できる状態としており、来店客は飲食をしながら自由に「オーディブル」を試聴できる。席によっては2人で同時に試聴できるヘッドフォンを設置しており、一緒に来店した友人や家族と「オーディブル」を楽しめるようにした。なお、期間中は通常メニューのほか、オーディブルのロゴをココアパウダーで描いた「クリームコーヒー」などオリジナルドリンクを2つ用意。また、「オーディブル」のロゴ入りコースターやナプキンを提供した。

0604100116_6a20ce5c582e1.jpg 店内で「オーディブル」を試聴した人には、8種類のオリジナル付箋を配布。それぞれ最初の付箋には「励まされる」「元気がもらえる」「胸が熱くなる」など〝気持ち〟を記載しており、試聴者は〝今の気持ち〟に合致した付箋、または自身で感想を書き込んだ付箋を店の前の掲示板に貼り付ける「感情フィードバック体験」に参加した人にはオーディブルのログ入りのトートバッグや菓子などの関連グッズを贈与した。

 試聴体験に加え、書籍「なぜ働いていると本が読めたくなるのか」など「オーディブル」でも複数の作品を配信している文芸評論家の三宅香帆さんによるトークイベントや「オーディオブック」の朗読を担当した声優の森川智之さんによる「坂の上の雲」(司馬遼太郎著)の朗読会など著名人による店内イベントも行い、来店促進につなげることで新規利用促進を図った。

 同社では「オーディブル」の新規利用促進のため、試聴体験の場作りを積極化しており、一昨年には7月24〜28日まで開催したイベント「Audible真夏のミステリーライブラリー」や、同12月6〜8日まで開催した「東京コミコン」にブース出展し、その中で試聴コーナーを設置。昨年は11月7〜9日の3日間、東京・渋谷の地下鉄に続く地下通路の一角で行き交う人々に「オーディオブック」の試聴を促す「エキナカAudible体験」を実施。続けて11月14〜16日には大阪・梅田の阪急大阪梅田駅近くでも同様の取り組みを行った。今回の「Audibleカフェ」もその一環で、今後も様々な形で試聴体験会を行っていく考えのようだ。

0604100125_6a20ce654ded4.jpg なお、5月28日に都内で開催した記者説明会に登壇した逢阪志麻Audibleカントリーマネージャーによると今年は「リアル体験を通じた認知拡大と利用促進」に加えて、「聴きたいに応えるラインアップ強化」、「新ジャンル開拓による利用層の拡大」に注力する方針としており、具体的には養老孟子氏ら人気作家の過去の名作・話題作や初の取り組みとなる「天国の階段」といった韓国ドラマを原作とした書籍のオーディオブック化などを進めるとした。また、5月28日から配信を開始した村上龍氏著の「五分後の世界」のオーディオブックの朗読を担当した俳優の桐谷健太さん、6月24日にオーディオブックとして配信予定のミステリー小説「硝子のマンション」の著者で作家の染井為人さん、年内に配信予定の書籍として出版する前にオーディオブックとして配信を行うオーディオファースト作品である「没頭する力」の著者の三宅香帆さんらも登壇。それぞれの立場から「オーディブル」の魅力を述べ、PRした。

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