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主要通販各社の2019年新卒採用 「売り手市場」根強く、学生が企業を“選ぶ”時代に

2019年 3月14日 13:18

 本紙が3月上旬に実施した「主要通販各社の新卒採用調査」によると、2019年春に入社予定の新卒社員の採用について、回答企業のほぼすべてが学生側が優位となる「売り手市場」であると回答した。また、採用数については前年よりも「増加」の企業が「減少」企業を大きく上回る結果となった。少子高齢化で労働人口が減少する中、優秀な人材の獲得競争は一層加熱しており、各社で様々な創意工夫を図っている。主要な通販実施企業の新卒採用に関する動向を見てみる。

 
 本紙が主要な通販実施企業約30社を対象に調査を実施し、有効回答を得られた各社の今春の新卒採用状況は別表の通りとなった。前年との採用人数の比較について増減数を回答した企業の内、「増加」したのが14社、「減少」したのが5社となった。また、「前年と同数」とした企業は4社だった。

 採用人数の前年比を見てみると、事業成長を理由に増員を図ったところが多くあり、最も増加幅が大きかったのがベネッセコーポレーションで38人増、次いでジャパネットホールディングスの22人増、アスクルの19人増となった。アスクルでは情報系エンジニアの新卒採用を開始したことが影響している。4人増となったディノス・セシールでは選考時の志望度の醸成、面接での志望度の見極めを強化しており、内定辞退率が改善したという。

 一方で20人減と減少幅が最も大きかった再春館製薬所は「熊本における採用効率が非常に厳しくなった実感」があると回答している。そのほか、減少した企業からは、厳選採用を理由とするケースや内定辞退の増加を原因とする声があった。

 また、傾向として例年以上に男性よりも女性の入社人数が多かった企業が目立っており、男女比率を回答した企業19社の内17社と大半を占めた。

 なお、20年度の新卒採用については、例年並みと回答する企業が多く見られた。



 
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