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ニトリ 初の自社化粧品ブランド、「デコホーム」やECなどで販売

2020年 2月 3日 13:30

 ニトリは1月16日、自社で初となる化粧品ブランドを立ち上げて、スキンケア化粧品シリーズ「GUARDIO(ガーディオ)」(画像)の販売を開始した。グループ傘下の「デコホーム」の実店舗とニトリの都心部にある一部の実店舗、自社通販サイトを販路としており、美白・乾燥対策のスキンケア商品として訴求していく。

 同シリーズは「肌を守る」「汚れを落とす」「潤いを与える」の3要素をベースに、「日焼け止め」「クレンジング」「化粧水」の3ステップを取り入れられるように開発したもの。

 展開する商品と価格は「UVさらさらボディミルク」(90グラム)と「UVしっとりフェイスミルク」(50グラム、2月上旬発売予定)がともに税込1990円。「クレンジング&ウォッシングジェル」(150ミリリットル)が同1490円。「薬用ホワイトニングローション」は130ミリリットルが同999円、400ミリリットルが同2490円。

 UVミルクは「SPF50 PA++++」でありながら紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方。紫外線以外の環境ダメージからも肌を守るという。また、クレンジング後は化粧水だけで十分な潤いが得られるよう、美白成分と保湿成分を配合している。そのほか、部屋に置いたままでもインテリアの一部として馴染むように、シンプルなパッケージデザインを採用している。

 まずは生活必需品などを取り扱っている「デコホーム」の実店舗がメインの販路となり、そのほか、都心部の一部のニトリ実店舗、自社通販サイトで販売。同社によると、以前に大手メーカーの化粧品を仕入れて店舗で販売していたことはあったが、自社でブランドを立ち上げて化粧品を販売するのは今回が初めてとなる。製造については外部への委託となるもようで、日本製であることを重視している。

 自社で化粧品ブランドを立ち上げた経緯について、同社ではデコホームで生活雑貨などを販売している中でアロマ商品が人気となっており、それに関連した商品ジャンルの一つとして化粧品にも同店利用者層から高い需要が見込めると考え、今回の立ち上げに至ったという。

 自社通販サイトの「ニトリネット」では「美容グッズ」のカテゴリーで販売。浴用関連商品の「木製ヒノキ」や美容雑貨の「眉カットハサミ」、医薬部外品の「薬用入浴剤」などと同カテゴリーになっている。
 
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