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アスクル リユース容器用いた商品販売、事業者向け通販事業で回収・洗浄・充填し再販

2022年 1月13日 11:30

 アスクルは展開する事業者向け通販であらかじめリユースを前提とした専用容器を繰り返し用いながら商品を販売する試みを開始する。リユース容器を用いた商品販売を行うLoop Japan(ループジャパン)と組んで使用済み容器を回収、洗浄、再充填し、再び販売するもの。ホテルやビルメンテナンス業などを展開する事業者向けにリユース容器に入れた業務用洗剤などを販売していくことを構想しているようだ。今春から地域限定でテスト販売を開始し、年内をメドに効果などを検証した上で本格実装に向けた準備を進めていくという。

 同取り組みはすでに一般消費者向けにリユース容器を用いた商品販売を行っているループジャパンが東急不動産ら9社とともに昨年11月から開始している「Loop Professional(ループプロフェッショナル)」と呼称するリユース容器を使用した業務用商品販売に関する実装調査にアスクルが参加するもの。なお、同実装実験は東京都の革新的技術・ビジネスモデル推進プロジェクトの補助金対象事業に選定されているという。

 アスクルでは同実装調査に協力するとともに、同社が推進するサステナブル経営推進の一環として、自社の法人向け通販事業で容器をリユースしながら商品を販売していくモデル「Loop Professional for ASKUL」を展開していきたい考え。

 アスクルではまず、1~2月までにアスクルの法人向け通販の顧客事業所にリユース容器を用いた商品を購入したい意向などのニーズを調査。当該調査結果を踏まえて地域限定で特定の事業者に向けてリユース容器を用いた商品を販売する小規模な実証実験を開始したい考え。同実証実験ではあらかじめリユースを前提に開発した専用容器に入れて販売し、中身を使い終えた容器を販売先の事業者からアスクルが回収。ループジャパンと連携する洗浄施設へ運搬し、使用済み容器の洗浄・消毒を行う。洗浄・消毒済み容器はループジャパンもしくはアスクルがメーカー工場に運搬して中身の再充填を行い、再びアスクルが当該商品を仕入れて、顧客に販売する流れ。その際の具体的な販売先や販売商品は現状では未定だが、ホテル業やビルメンテナンス業、カフェなどの飲食業を営む事業者向けに業務用の洗剤やシャンプーの「2リットルを越える大容量の商品」(アスクル)などを販売していくことなどを想定しているという。当該実証実験で得た結果などをもとに効果検証を行い、本格的な実装に向けた準備を検討していくとしている。
 
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