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DMS ゾゾとDM広告で連携、顧客データの広告事業化を支援

2023年 9月14日 12:00

 メーリングサービスなどを手がけるディーエムエス(=DMS)では、通販企業と連携した形でのダイレクトメール(DM)の利用促進を図っている。新中期経営計画において掲げる「主力事業の深化」を基に、ダイレクトメール事業における新市場開拓と新サービス提供を進める考え。

 同社ではこのほど、ファッションECのZOZO(=ゾゾ)が手がける広告サービスの「ZOZOTOWN DM広告」において、一次代理店契約を締結した。「ZOZOTOWN DM広告」は1000万人以上のアクティブ会員(過去1年以内に1回以上の購入)を抱えるファッション通販サイトの「ゾゾタウン」の顧客特性とゾゾ独自のセグメントデータを活用したもの。

 ファッションに興味・関心が高く、SNSやサブスクといった生活にデジタルを積極的に取り入れているゾゾタウン顧客の特性と、ゾゾ独自のセグメントデータをベースにターゲットを推測することで最適なターゲットにDMでアプローチすることができるという。

 本サービスにおいて、DMSでは主に、同広告サービスの一次代理店として、広告主や二次代理店の募集、獲得活動を行いながら、同広告サービスの企画、メディア販売、制作、製造、発送代行業務を一括して行うという。

 DMSによると、昨今はコロナ禍の在宅消費でEC利用が拡大したことに伴い、消費者の様々なデータが通販企業などの間で蓄積。これにより、非対面を含むコミュニケーションや新規顧客獲得へのデータ活用への期待が高まっているという。

 もともとDMを通じたプロモーションに関しては、企業が自社の既存顧客との関係性強化を目的に、キャンペーン告知やセール案内といった販売促進施策を実施するケースが多い。とりわけ、現在の環境下では、多くの顧客データベースを抱える企業が新規獲得を目的とする広告主の商品やサービスに関するDMを、最適なターゲットに送付するDMプロモーションを実施するケースが増えているという。

 今後、DMSでは今回のZOZOTOWNDM広告の利用促進を図るとともに、同様の仕組みを用いて自社の顧客データベースを基にしたDM広告の事業化を目指す通販企業各社に対しても、DM広告サービスの開発から、販売、制作実務までを一貫してサポートしていく。
 
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