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千趣会、授乳卒業ママ用のブラ、モーハウスとコラボ

2015年 5月21日 10:31

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千趣会は、授乳服や授乳用ブラジャーを手がけるモーハウスとコラボし、子育てが一段落したママのお悩み解決ブラを開発した。ワイヤー入りでも窮屈さを感じさせない縫製の工夫などを施すことで、授乳用ブラを卒業したママなどに"ワイヤー返り"を促す。5月21日に「ベルメゾンネット」で予約販売を開始し、初年度に3万枚の販売を目指す。

新商品は「授乳を卒業したママに贈る"人生2回目のファーストブラ"」(画像)。

 女性が誰しも経験するファーストブラに続き、出産後に母親から再度、女性の仲間入りをするブラとして訴求する。というのも、妊娠・出産時期はノンワイヤーで乳腺を締め付けないブラが推奨されており、授乳卒業後もワイヤー入りを着けたくない女性が多く、バストメイク重視のワイヤーブラに戻るのにはハードルがあるという。

 また、授乳を終えたママには妊娠前のブラではカップが余ったり、授乳の癖で左右のバストの大きさが変わってしまうなどの悩みを抱えているようだ。

 千趣会は、こうしたママの声に応えるため社内アンケートやモーハウスのスタッフの意見も聞いて新しいタイプのブラを開発した。

 具体には、ブラの内側はふわふわと、しっかりした弾力の2種類の厚みのパッドを採用することでフィット感を大事にした。肌が当たる部分にはシルク100%素材を採用。カップのクッションの下に柔らかいワイヤーループを入れ、シルク素材でくるむように縫製することで締め付けや窮屈さを感じないようにしたという。

 外側は、肌あたりの良さや伸びの良さ、柄出しの技術を兼ね備えた日本製のレースを採用。カップサイドに付けることでバストをすっきり見せる。背中部分はフックなしで着脱しやすくした。

 「カタログ発刊スケジュールに合わせるのではなく納得いくまで開発したかった」(千趣会)とし、約1年半をかけて商品化。カタログでの販売も視野にあるが、まずはネットで予約を受ける。同社では、出産後に社会復帰する女性が増えているため、ニーズは高いと見ている。

 価格は税込3240円で4サイズ展開。色はピンク、チャコールグレー、グレイッシュブルーなど5色。

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