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AOKIホールディングス 法人向け販促支援を展開、男性特化の会員層、3400万人にDMや電話で

2020年11月19日 07:30

 紳士服事業などを手がけているAOKIホールディングスでは9月より、法人向けのマーケティングサービス「AokiDMedia」を本格展開している。通販企業などに向けて、グループで持つ男性顧客をメインとした会員基盤を活用し、各種媒体を通じて販促支援を行っていく。

 同サービスではファッションの「AOKI」や「ORIHICA」、ブライダルの「アニヴェルセル」、シェアリングスペースの「快活CLUB」、カラオケの「コート・ダジュール」などグループで手がけている各ブランドが有する合計3400万人の会員に向けて、広告訴求ができるというもの。

 最大の強みは全体の7割以上を占めるという男性に特化した会員基盤で、年齢層についても20代・30代を軸に中高年まで幅広くカバー。全国にある同社の実店舗利用者が大半で、男性ビジネスマンが多いことから日ごろから消費に対してのアクティビティも高いという。

 広告メニューは、DM、アウトバウンドコール、メルマガ、店頭サンプリング、店内掲示物の5種類。中でもDMについては同社のデザインチームが企画・制作までを無料で提供。DMの制作ノウハウがないクライアントでも、AOKIグループで培った販促経験を持つスタッフがサポートする。

 また、同社ならではの特典として、DMの配布先にAOKIやORIHICAで使える期間限定のポイント(1000ポイントを上限)を同社の費用負担で付与する仕組みもあり、クライアントの負担なしに開封率や受注率の向上が図れる。

 年齢、性別、誕生月、地域など配送先のセグメント分けも可能。DMの利用料金の目安として、1万通の場合は1通当たり115円~となるが、ボリュームディスカウントも設けており、大量発注ほど割安となる。DM利用の場合は来年3月31日までメルマガ配信も無料で追加提供しており、紙とネットの両面で訴求が可能となる。

 また、クライアント数ではアウトバウンドコールの利用割合も多く、訴求対象の年齢が高いほど成約率も高くなるという。直近では健康食品企業が50代以上を対象に商品案内を行った際、想定以上の高いコンバージョンを記録したようで、現在まで数カ月間継続して利用している。成約率の高さの背景として、「実店舗で日ごろから会員との関係性が構築できている。『AOKIキャンペーン事務局』からの案内という形で知っているブランドからの電話となるため最後まで話を聞いてもらえる割合は高い」(同社)とする。

 今後については、デジタル媒体の強化を行う。メルマガ以外にもAOKIの公式アプリを使ったプッシュ通知なども視野に入れており、サービスメニューを広げていく考え。

 「これだけの男性顧客を抱えている会員基盤は、通販業界にとっては珍しい存在だと思う。スーツの購入客層なので所得も想像でき、広告効果に期待を持てるのでは」(同)とした。

 
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